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コラム

2016-05-25

木造新築一戸建て 外断熱と内断熱の違いはなに?

住宅の外部の気象環境に関わらず、室内を快適な空間に保つために欠かせないのが断熱です。断熱は住宅の寿命にも大きく影響を与える重要な要素です。

断熱には外断熱と内断熱の大きく2通りの方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

また、外断熱と内断熱のメリットを合わせ、断熱効率をさらに高めたダブル断熱工法も注目されています。

外断熱と内断熱

日本の四季ははっきりしていて、夏は暑く冬は寒い環境にあります。その中で寒冷地もあれば、年間を通じて温暖な地方もあります。そのような外部の温度変化に関わらず、夏は涼しく冬は暖かく快適に過ごせる木造一戸建てを実現するための重要なポイントが断熱です。

断熱方法には、住宅の構造体の外側を断熱材で包み込み、構造体と室内を同じ空気環境にする外断熱と、内壁と外壁の間など構造体の間に断熱材を入れる内断熱の2種類があります。さらに外断熱と内断熱のメリットを合わせ、断熱効率をさらに高めるダブル断熱工法もあります。

メリットとデメリット

外断熱と内断熱にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

外断熱工法は、断熱材が途切れず気密性能が高いので、日射や放射冷却の影響を受けにくく、熱損失が少ないとされています。また結露が発生しにくく、柱などが傷みにくいというメリットもあります。しかし、外装材の種類が限定されたり、施工の手間がかかるためにコストがかかったりというデメリットがあります。

一方、国内では一般的に採用されている内断熱は、外断熱と比較して安価に施工できる反面、隙間が出やすかったり柱などの構造体の部分は断熱材が入らないので外気に影響されやすいなど、熱損失や結露の面では外断面に劣る、といったデメリットがあります。

ダブル断熱工法

内断熱と外断熱を合わせ、断熱性能を格段に向上させた工法がダブル断熱工法です。私ども「アンハウス」では、外断熱には、ポリスチレンフォームに外壁下地加工したフォルテボードを採用し、内断熱には、調湿・防音・防虫効果のある自然素材セルロースファイバーを使用して、壁内の結露、表面結露をシャットアウトします。

ダブル断熱工法のU値(熱貫流率)は、0.24~0.285になります。この値は、熱の伝えやすさをあらわす数値です。この値が低いほど、快適で省エネにも貢献する性能が高いということになります。

大阪の次世代省エネ基準のUA値(※外皮平均熱貫流率)が0.87であることを考えると、ダブル断熱工法の断熱性能はとても優れているということがこの数値からわかります。
※外皮とは建物の壁、屋根、窓、基礎などのことで、UA値は建物のこういった部分の断熱性能を数値化したものです。

ダブル断熱工法は、一般的な工法と比較すると手間とコストがかかるというデメリットがありますが、その格別の断熱効果は住宅の寿命を延ばし、安心、快適に暮らせる木造一戸建てを実現します。

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