コラム

 公開日: 2015-10-30  最終更新日: 2016-07-28

自転車操業 ⑧(B/Sがわかれば経営がわかる)

ここまででいかがですか?



社長の顧問税理士さん、
どんなアドバイスされてますか?




えっ・・・何もアドバイスない?



うーん仕方ないですね・・。



えっ・・・・B/S難しいからわからん?




って・・




うーん、そうなんです。




P/Lって大抵の人はわかるのです。

縦の引き算だけですから。







でもB/Sって言うのは、なかなか・・特に簿記の知識が

なくて数字が苦手な社長さんにとっては特に難しいのです。








前回も言いましたが、専門家と言う人でもこの内容を

よくわかっていてちゃんと説明できる人は少ないのです。



これは、そのままの形でははっきりと読めないのです。

分解したり、形を変えて初めて中身がよくわかるのです。




ちゃんと説明するには、

B/Sに対する深い理解+手間+工夫がいるのです。




だから、みんなP/Lだけ説明するのです。

社長さんはそれでまず納得しますので。




でも実際はそれだけではダメなのです。




それでは 「資金」 は見えないのです。






「経営の本質」 が見えないのです。 







だから、社長が普段からB/Sに関心ない

と言うことも、自転車操業になってしまう一因

にもなっているのですね。







B/S見ないと経営がチェック出来ないのです。

P/Lだけだと駄目なんです。







もちろん・・・月次のP/Lも見ない人

もいますがこれは論外です。







P/Lは最低見ないと話になりません。






ここでP/Lを見るポイントを言いますと、




1)最低限はこれだけ



①売上

②売上総利益(粗利)と売上総利益率

③経常利益と経常利益率

④①~③の前年対比・予算対比




2)次に見るとすれば



⑤①~③の一人当たりの数値



3)さらに見るとすれば



⑥労働分配率  人件費/売上総利益(粗利)

 



4)もうちょっと見るとすれば・・B/Sも

 絡みますが



⑦総資本経常利益率  経常利益 / B/S総資本





ここまでチェックすればP/LはOKです。





えっ多すぎる?って






じゃあ最低①~④だけでも見て下さい。





その上で・・・・












では、社長はそれからどうすれば良いのか?

と言うことなんですが・・






この手順で考えてみたらどうでしょうか?






①税理士さんに対する考えを変える。



  ⇒経営アドバイスまでは求めない⇒経営は社長の

   問題だと考え、まず自分で勉強する。



   それより・・・・


   1)きちっとした会計処理をしない人、試算表が出

    ない人、出るように指導しない人、出てきた試算表が

    お粗末な人、P/Lの利益を説明しない人・・・等は交代

    することを検討する。

 



   2)普通より安い料金の税理士さんはサービスそのもの
     の質も悪いと考えて早めにやめる。
    (ここで節約するのは自分の首を絞めるものと考える)



   3)節税アドバイスばかり熱心にする人は危険なので
     やめる。



  


②B/Sは社長の経営の問題だと考えて、社長自身がB/Sに

 問題意識を持つ。

  ⇒財務・資金に関心を持つ。




③社長が財務・資金を勉強する。




④経営に対する考え方を再検討してみる。




⑤財務に対する考え方を再検討してみる。




⑦ここまでやって行き詰まれば、財務コンサルタント

 に相談する。




⑦を先にもってくれば早いですが・・





でも、とにかくまずB/Sに関心を持つ

ことからスタートです。

この記事を書いたプロ

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経営コンサルタント 遠藤信行

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