コラム

 公開日: 2017-10-20  最終更新日: 2017-10-25

会社にお金が残らない③ 資金繰り表での管理

おはようございます。
中小企業の未来を創る財務パートナー
財務コンサルタントの遠藤信行です。

今日は会社にお金が残らない理由の
2つ目である「資金繰り表での管理」
についてお話いたします。





弊社に「お金がない」ってご相談にこられる方の
99%は、「資金繰り表」というものを作られていない方です。

理由は大きく2つあると思います。
①資金繰り表の作り方を知らない。
②作り方はなんとなくわかるが、作ろうとしない(面倒だ)

このどちらかです。

まず①ですが、
問題点として、資金繰り表は簡単そうで難しいのです。
通常の資金繰り表は、本格的です。
横は、月別に4月始まりの会社なら、
4月~3月まで12ヶ月マスが並んでいます。

縦は、大きく4つに分かれています。

上から
①営業収入
②営業支出
③財務収入
④財務支出

それぞれ毎月毎に、差額が出る欄があって収支がわかります。
最後に前月繰越額と、次月繰越額があります。
この数値が預金通帳と合うように作ります。

それぞれ①~④に内訳あって、収入支出の種類別に
記入できるようになっています。

まあ、経理・財務担当の方だったら何とか書けると思いますが、
数字が苦手な社長さんには、ちょっと難しいかもしれません。

これは書き方の指導を受ける必要があると思います。
これらの正式な様式は、「銀行提出用」と思って下さい。

社内で使うのでしたら、1か月分を一日毎に区分した
いわゆる「日繰り表」がいいですね。

1か月分が30日(31日)分の欄に分かれていますから、
ここに予定を書きいれていけば良いのですが・・・
ただ、これも最初は難しいでしょうね・・・
やはり、最初は指導が必要だと思います。

と、いうことで資金繰り表を記入するには、
最初は教えてもらう必要があるということですね。

でも「これはとても大事です」

ある意味、毎月の「試算表」より大事だといえます。

試算表がなくても、会社は潰れませんが、
お金がショートすれば、会社は一瞬でなくなりますからね。

是非、作って下さい!!


次に、②の作り方は知っているが作ろうとしない(面倒だ)
という場合ですが、これはコメントしようがありませんね。

「会社が潰れる危険にさらされるのと、面倒なのとどっちが良いですか?」
って、逆に社長に質問したくなります。

会社経営って大体面倒なことばかりです。
資金繰りに困っている多くの社長さんの多くは、
この面倒な事を嫌がるのですね。
「時間がない」という理由で。

だったら人にやって貰えば良い!って話になりますが、
側近に経理事務員の方がいたら一度やってもらって下さい。

社員が10人~30人位の会社でしたら、経理の女性は
1人はおられるでしょう。

ただ、社長?
この方に「資金繰り表」作成を任せられます?
この方が奥さんなら良いでしょうが、他人の場合どうですか?
これを作ると、「会社のお金の流れが全てわかってしまう」のですよ。

すごく信頼されている社員であれば良いですが、
もし、そうでなければ・・・
これは社長ご自身がやらざるを得ないですね。

それもイヤなら、
「うーん会社を社員50人以上の会社にして
経理の責任者を雇える会社にしましょう」

「ヘッドハンティングして連れてきて下さい」

松下幸之助さんも、稲盛和夫さんもそうされてますからね。
でもお二人とも、会社の規模として社員100人は超えてからの
お話だと思います。

それまでは、やっぱり社長がやらざるを得ません。

これは大切な経営の一環です。

「面倒くさい」とか言っている場合ではありませんね。

では本日はこれで失礼します。


会社にお金が残らない。
会社にお金が残らない② 今期必達の利益の額とは?

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