コラム

 公開日: 2016-07-05 

相続税に効果的な生命保険の非課税枠

生命保険と相続というのは相性がいいというのをご存知でしょうか?


生命保険を有効に活用して相続税を減らす!

生命保険の機能の中に相続人が亡くなってからすぐにお金が支払われる機能というものがあります。これは本当に便利な機能となっていまして、これが預貯金だとこういうわけにはいきません。

預貯金の場合は、口座が凍結されてしまいますので、お葬式代などの費用を出そうにも出すことができないんですね。それが生命保険の場合は早い場合、3日後くらいに受取人の口座に振り込まれることになるのです。

また、生命保険にだけ認められた特権があるのです。それがタイトルにあります非課税枠というものです。では非課税枠というのは一体どういったものなのでしょうか?

生命保険金には相続人一人当たりに対して500万円の非課税枠が設けられています。つまり下記のような計算になります。

500万円×法定相続人の数=非課税限度額

このような機能は同じ金融商品の預貯金や株式や投資信託などの有価証券にはありません。それらの金融商品はそのままの金額が相続財産として計算されます。しかし生命保険にはこう言った特別な規定が定められているのです。

たとえば相続人が妻と子供2人の3人いる場合は

500万円×3(妻・子2人)=1,500万円

この金額までは相続財産から除かれるのです。



つまり、上記のような例の場合、現預金のままですと1500万円そのすべてにそのまま相続税が課税されます。しかし、その1500万円を現預金で残すのではなく生命保険で受け取った場合、1500万円の全額が相続税から除かれ無税で受け取ることが可能になるのです。

生命保険の加入には健康告知が必要か?

生命保険の加入には一般的な保険の場合、健康の告知が必要となります。場合によっては加入を断れるケースもあるでしょう。

しかし、そういったタイプのものだけではなく一括で支払うタイプのものであれば加入できるケースがあります。しかもこのようなタイプの保険にも生命保険の非課税枠が使えるのです。

また一括で保険料を支払う「一時払終身保険」であれば、かなりのご高齢の方でも加入できる場合があります。告知がほとんどいらないタイプのものもあり、支払った金額と同等の保障額しかなかったとしても十分に活用できます。

つまり、預貯金ではなく生命保険金として受取ることにより上記の非課税枠が適用され、それによって支払う相続税が変わってきますので活用しない手はないと思われます。

自分のことに当てはめた場合、心配になるケースもあると思います。そんな相談に応えるべく私はFPとしてアドバイスを行っています。どうぞご遠慮なくご相談ください。

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