コラム

2013-03-19

夫婦の共有財産と生活費について

生活費が貰えない?今日もまた「生活費の事」について考えます。
当たり前と感じている自分の感覚が意外と人には違っていたり、日頃夫から渡される生活費の
渡され方?に本当は問題を感じながらも口に出せないでいる状態に気づいて貰いたいと思います。

これは夫婦の結婚のスタートの形にも関係しています。特に同棲を経て結婚をしている夫婦は 同棲時代に生活費を折半で出し合っていたりして そのままの形で結婚生活に入ると この「生活費をお互いに出す」という共同生活的な結婚生活です。
そして結婚後も共働きや互いに収入がある場合は お互いの負担の割合に大小があっても、基本的に
平等に負担という感覚を持っています。
これで夫婦二人が納得していれば他人がとやかく言う問題ではありませんが 本当は問題を感じていても実は 今更言えないという事が、くすぶっていることがあるのです。

同年齢の公務員同士の結婚であれば男女の給与の差はありませんから 平等に生活費を負担するという感覚は間違いではありませんが 現在の日本の給与体系が 決して平等とは言えません。
男女雇用均等法が施行されて長いとは言え、本当の意味では均等とは言えない中で、家庭に置いてだけ
平等であろうとすることも無理があります。

この平等という事は 夫婦が生活費を同額出しあうという事ではありません。
当然最初から給与の額に差がある場合は お互いの負担の割合を決めている夫婦もあります。
これも、別に間違いではありません。
要は夫婦が納得済みで お互いに問題を感じていない場合は大丈夫なのですが 子供も出来たり、妻が仕事を正社員からパートに変わったりしても、何となくお互いに生活費を出しあうという事に 将来の危険因子を作り出しているという事があるのです。

夫婦がいつまでも仲良く、共白髪まで添い遂げられるのであれば こんなことは問題ではありません。
しかし 夫婦も長くなると色んな気持ちの変化や環境も違ってくるので、それはその都度見返してみるという必要が出てきます。
でも、決まった形に物議をいうような事は 誰もしたくないので、結婚した時のスタイルのまま何となく、突き進むしかなくなっています。

では、何が問題か?です。
例えば人間には得手不得手があります。
お金の管理が得意な人もいれば あればあるだけ使ってしまい貯金などは出来ない人もいます。
そういう妻にお金の管理が出来るとは思えません。
また ご主人の職業が税理士や会計士のように経理に精通している方ならば ご主人に貯蓄などは任せた方が間違いはないかもしれません。

でも特に夫が金銭関係の仕事をしていないのに 貯蓄や管理を夫がしたがる場合は かなり金銭感覚がシビアというか 何らかの目的があると言う場合が多いのです。
それは妻が専業主婦であっても、同じ事が言えます。
光熱費も住宅ローンも夫の給与振込された口座から引き落としされていたら 残りが食費や雑費や貯蓄に回ります。
ここを妻が管理するというのが 一般的なパターンですが このすべてのお金を夫が管理し、食費や雑費の分だけ月々夫から貰うとなると、この金額が余裕のない金額であればあるほど 妻の自由になるお金もありませんし、妻がへそくりをしようにも中々叶いません。

しかしそれでも 全部のお財布を夫に任せ 子供が上の学校に進学しようが 受験の為に塾に通おうが
夫が快く出してくれる場合はいいのですが、妻と夫に子供の教育方針が違えば その塾のお金すら出て来ません。
そうなると 妻も子も塾を断念するか妻がまた頑張ってパートで働き、塾の月謝を捻出しなければなりません。

これで家計には響かないので一見家庭は丸く収まっている気がしますが これは本当にそれでいいのでしょうか?

要するに予定外の出費が起きた時に 妻と夫の間には どちらかが頭を下げないとお金が出てこないと言う中で これを平等と呼ぶかどうかです。

どちらか一方が納得していないのに、どちらか一方が 我慢を強いられるとしたら
それは平等でもなんでもありません。
これでも、なんとなく進んで行っている場合は それでいいのですが これがこじれると
精神的DVや 経済的制裁というような モラハラ問題にも発展します。

生活費を最初はお互い平等に出し合って、その後妻が子供を産み、収入が無くなっても夫と妻の平等感だけが残り 何となく夫に頭を下げるという感覚がありません。

もちろん頭を下げるという言い方もおかしいのですが お財布の管理が夫であって 夫が納得しなければお金が出てこないというのであれば 何等かお願いしないといけないという事になります。

そこで よくよく考えると 夫婦が仲が良ければ 可愛く甘えたらお財布の紐も緩むかもしれませんが
何かしら意見が対立していたら、夫もお金を持っているという事が自分の権限のようになり、妻が頭を下げないとお金は出しません。

でも元より、平等感で成り立っている夫婦であれば妻が頭を下げたり、もっと言えば甘えるふりをして
お金を出させるという演技は出来ません。

なんでも真っ向から、ぶつかってしまう事になりますが 結婚して10年以上も経つと 真っ向からぶつかる事を男性という生き物はあまり喜びません。

しかし 女性は嘘やごまかしを嫌いますし、元々 平等を好み、家事も平等に助け合うという事を掲げている為、下出に出るという事が苦手です。

そういう事で 平等という事を妻は好みますが 時にはこれが自分で自分の首を絞める事になります。

世の中、本当の平等何てありません。
異質の物が それぞれの持ち分の中で 別々に存在し、それを支え合っています。
あまり平等主義というのは 物事を見誤ります。
そこでちょっと 話はそれますが 夫が貯金をきちんとしてくれる人であればいいのですが 時には
無駄使いをしたくなることもあるでしょう。
その時にいちいち妻のお伺いを立てなくても、自分で引き出す事が出来れば 何も不自由はありません。
そうなると秘密の遊びもやり放題です。

こうして貯金の管理を夫に任せるという事は 絶対に何も夫婦の間には危険な事が起きないという前提でしかない危険な事だと思って下さい。

そういう意味で夫に貯金の管理を任せるか、妻が管理するかは それぞれの夫婦の形ですが
我が家にどのくらいの共有名義の貯金があるかたまにはチェックをできるようにしておきましょう。

この貯金額も全部夫にまかせっきりというのは 信頼と言う言葉がある内には 美しい夫婦像なのですが、この貯金額の開示もしない夫であれば 万一の離婚時にも貯金を隠し、独り占めします。

要するに何も問題がなければ 何も考える事は無いのです。
でも 何かしら夫婦には問題が起きるかもしれないと思えば 夫婦の共有名義の金額位知っておいて損はありません。

人生は望まない不幸が起きる事はあります。
でも、いつもいつも 不幸を予想して暮らすのはつまらない。
だから自分で出来ることは準備しておいて、その上で日々は安心して暮らせばいいのです。

つまり貯金の金額位は把握しておいて 妻もそれを自由に使える権利くらいは持っておくべきです。
何も問題が起きなければ それはそれでいいのです。
でも、もし何か起きた時に 妻が自由になるお金位は持っていても損はありません。
いざと言う時に使う・・・・これが保険です。
保健は掛け捨てになり、無駄だと思うかもしれませんが 保健は使わない事が幸せなのですから。
ではまた。

まとめ
浮気を止めさせる為のセオリー
金言にして下さい
「許す」は「許さない」の裏返し

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