コラム

2013-03-24

離婚についての調停や裁判の考え方

急に離婚を言い渡された?急に離婚をしたいと言われたら?
突然離婚をしたいと言われました、という相談をよく受けます。
ここで考えないといけないのは 離婚をするべきか するべきではないか、と言う問題ではありません。
まず、何故離婚を要求しているかを 考えないといけないか、です。
その質問を相談者にすると、「離婚をしたいからではないですか?」と言われます。

こうなると、何かお坊さんと問答の練習をしているような会話になります。

皆さん、離婚を突然言われたら誰でも戸惑いますし、深い事などは考えられなくなります。
それも分かった上で もう少し深く考えましょう。
パートナーから離婚宣言をされる理由はその夫婦の「これまで」によって事情は様々です。
でも離婚をしたいから、離婚要求をしたなんて答えは、表面的過ぎますよね。
もう一歩踏み込んで考えて行きましょう。
ここで ちょっと話は反れますが、参考になる話があるので、ここで用いさせてもらいます。
私の知人の男性が ある女性から慰謝料請求をされました。
その男性とその女性は仕事を通じての知り合い 男性の催したイベントのお手伝いをしてもらった単なるスタッフでした。
もちろん交際をした事実はなくちょっとした一回だけのイベントのお手伝いをしてくれた女性です。

そして その女性はそのイベントも終わり、1年ほどしてから 弁護士を付けて 裁判を仕掛けてきました。
その訴え理由は「捨てられた、傷つけられたので慰謝料300万円を請求する」と言う物でした。
そこで知人の男性は「交際の事実はない」という事を必死に立証させました。
現にその頃に男性は結婚をしたばかりですし その女性に結婚の事を告げる義務もないので、女性との事は 男性の知らない所で勝手に女性が片思いをしていたという事になります。

そして 交際の事実がないという事を証明させると、今度はまた別の理由で被害にあったと、再びその女性は被害届のような形で今度は200万円の慰謝料請求をしてきたのです。
そうなると 男性ももう穏やかではいられませんので、自分も弁護士を付けて争う姿勢を見せました。
しかし 数年前の事で、女性が傷ついたという事も 感覚的な物なので 言った、言わないの水掛け論のようになり女性も一歩も引かないという長期戦になる事が予想され、男性もその頃には仕事に支障をきたしていました。
そこで 男性側の弁護士は、もう過去の話で 立証をさせる事も難しいので 男性に裁判を終結指せるために慰謝料ではなく和解金として100万円で手を打ったらどうかと提案してきました。
男性は 何も身に覚えのない話に、何故自分が和解金を支払わないといけないのか訳が分からない。
本当ならば 時間も気持ちも余裕があれば いくらでも戦うつもりでしたが 自分の経営する会社の事を考えると ここで時間を長く掛け、仕事が前に進まない事を考え、100万円を支払う事で終結させました。

未だに この男性と話していて あの裁判は何だ、と怒りは収まりません。
そもそも 何故そんな言いがかりを付けられたか、訳が分からないと言うのです。
しかし 手持ちの仕事をする為に 停滞していられないという事で 嫌々ながら和解金を払ったと
いう事を 愚痴ります。

口の悪い仲間は その男性に「その女性が勘違いするような何かしたのじゃない?」とからかうと
余計に男性が怒るので、今となっては笑い話で終わっています。

さあ、では、ここでこの裁判の話と このコラムのテーマとどう関係があるのかという事です。

今となっては 私はこの裁判の話は 男性の付けた弁護士の先生の力が無かったとな、と思います。
しかしそれは、それとして、そもそも何故その女性がそんな言いがかりのような裁判を掛けてきたのでしょうか?
実際に心身に被害を受けたという事であれば 理解できますが 私もその頃 その男性が仕事で忙しくしていて そんな女性の存在は無かったという事は知っています。
そこで考えられる事は その女性はちょっと気がおかしいタイプで勝手に自分で妄想を描いて、交際をしたように勘違いしていたのか、という事です。
もちろん ありもしない話に弁護士を付けて裁判をしてくるのは、並々ならぬ覚悟を感じますが
それも自分で思い込んでしまっていたら、妄想も現実的に聞こえ、あり得ない話ではないと周りも勘違いします。

でも実際になかった話を祭り上げられ、その話が無かった事だと証明させることが精いっぱいの場合、
火を付けられ、その火消しをするという 後手後手に回るという後出しになります。

現に その男性の弁護士は 相手から請求された金額を減額させることで 男性に向かって「よかったですね、これくらいの金額で済んで・・・」と真顔に言われた事に 白けてしまっていました。

これがこのコラムのテーマにどう関係するかというと、相手から何かを言われたら そのテーマにこちらがどう考えるかという対応を迫られるという事なのです。
売られた喧嘩の火消をすることが 売られた側の仕事になってしまい、その売られた喧嘩に整合性があるかないかは問題ではなく、とにかく売られた喧嘩をどう終わらせるかという事に作業を強いられます。

その為に男性はお金を払って弁護士を付け、言われのない慰謝料を最小限に抑えて貰ったというのが
この事件のあらましです。

ここで弁護士の実力の差という勝負もありますが、そもそも 最初は女性から何か男性にもてあそばれたという事が訴えの趣旨でした。
それを必死で事実無根だと証明したら、今度は そんな訴えがまるでなかったように では次の問題と言うように進んで行きました。

私達のような一般ピープルの考えでは 最初の訴えがでっち上げなら、その後の事もでっち上げだろうと、相手にしないのが普通です。
でも相手の弁護士はかなり強者で、最初の問題は本当に分が悪いと感じてすぐにひっこめ つぎ、また新しいカードを出してくるという作戦です。
男性の方は1回目の言われなき疑いをかき消すので誠一杯というか力尽きてしまった感さえあります。

そういう事が裁判という戦いの場面ではあります。

つまり 本当の裁判の内容より その裁判にどう打ち勝つかの方が 本当は大切だという事になります。

相手から請求された事に 誠実に考えるという事が問題を解決するという事ではないという事もあるのです。
私はこの話を後日談として男性から聞いたので 何ともお手伝いも出来ませんでしたが 確かにこの仕事をしていて 同じことを感じる事はあります。

ご主人から離婚の話をされ、それをどう回避していいかという事をよく相談されます。
しかし 本当の問題は何故 そのような離婚請求をしてくるのかという事に問題の核はあります。

売られた喧嘩の火消しにだけ翻弄していると、問題の本質が見えません。
離婚をしようと、言われた・・・・・それに対し離婚をしたくないから、どのように夫に返事をしようかという事が 離婚回避の解決策ではありません。

そもそも離婚請求されているという事に 隠された問題があるならば その離婚請求に答えるのではなく、何故そんなに急に離婚を要求してくるのかという本質を見抜き、その本質にメスを入れないといけないのです。

売られた喧嘩にアップアップしている場合じゃないのです。
本当の問題は 何故離婚をしたいのか?
なぜそんなに離婚を急ぐのか、そこに妻が答えられなかったら本当の解決はないという事です。
つまり離婚をしたい本当の理由は 表に出ている事とは違い その急がせたバックボーンに
本質が隠されているという事を見抜かないといけません。
ちょっと、今日は遠回しな例題でしたが、実際の争い事と言うのは 誠実であれば解決できるという事では無く その争いごとの武器を備え持つ思考が必要だという事です。
真っ正直という事は普段の生活では大事な事です。
でも相手が不誠実な事で 何かを誤魔化して 勝ちを取ろうとしてくる場合は
こちらだけが誠実だという事は何も自慢にはなりません。
相手のずるさなどを無抜く、世の中を生き抜くずる賢さは絶対必要です。
今日はここで改めて力説するのは インターネットでは色んな情報がありますが
知識だけでは生きていけません。
生きて行くには 知恵が大切なのです。
皆様 生きる知恵を蓄えましょう。

まとめ
浮気を止めさせる為のセオリー
金言にして下さい
「許す」は「許さない」の裏返し

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