コラム

 公開日: 2014-12-27 

人生の宿題に「とりあえず」はない

いつも私のコラムは、具体策、具体策と言いながら、実際に具体策は何も書かれてありません。
だから、人によってはそれを意地悪に感じるようで、お電話を掛けてこられる方は、少し腹さえ立てていて、苛立っていられる感すらあります。
いつも私のコラムをよく読んで下さっている方は、私の考えは理解してくださっていると信じています。
だから私が勿体つけているのではなく、誰にも同じ対策が取れるような、一般論はないというコンセプトを充分解って下さっているので、電話で具体策など言えるほど、簡単な問題ではないと御存知です。
でも、つい最近、ネットで私のコラムを見つけて、取り急ぎ数件読んだ方は、感銘はしてくださって、お電話を下さり、とりあえず何か、ヒントだけでも言って下さいと言われるのですが、これを取り急ぎと言います。
しかし、そういう風に急いでらっしゃる方こそ、そんな一般論は通じない状態が起きておられます。
なので、例えば少しだけでもヒントを言っても、そんな簡単なものじゃないとばかりに、「でもね・・・そうは言っても・・・・」と、そのヒントは全部を理解してないと物足りなさを感じられるようです。
そうなんです。
とにかく、少しでもヒントを欲しい、少しでも教えて欲しいという方に限って、現状はお尻に火がついているから、とりあえず、15分の無料電話相談について無料電話相談を掛けてこられるのですが、要は焦ってらっしゃるのです。
もちろん、急いでらっしゃる方がダメと言うわけではありません。
でも、それほど急いでいると言うことが、そんなヒントでだけでは、焼石に水と言うことを自覚して頂きたいのです。
緊急事態であれば、あるほど、答えを急いでいるはずです。
それなのに、フワッと入口の話だけでして、手応えのある回答を貰いたいというのは、ちょっと違うのではないかと思うのです。
もちろん、誰もそんな15分ですべての答えが出るとは思ってられないことはわかります。
恐らく、本当に相談してもいいか、カウンセラー探しをされていることは分かります。
ですので、その15分というのは、ある意味、骨のある話をするかどうかの、オーディションだと言うことは分かっています。つまり相談者ご自身に合うかどうかの相性を測っているのだと思います。
そういう意味では、私はこういうオーディションに合格する自信はないのです。
その理由は・・・・・・
■私は愛想が悪い(ごめんなさい、これは本当に謝ります)
■相談者の立場には立っても、相談者の耳障りのイイことが言えない。
■内情を聞かないと、とりあえずのヒントを言うのは苦手。
■とりあえず、お越し下さいの営業トークが言えない。(経営者としては失格かも)
■相談者が、どのくらい真剣か?私もオーディションをしている。

具体策は必要な事は私もわかりますが、そういう方は断崖絶壁に立たされているように思われていて、一刻の猶予もないと感じられているので、ゆっくり相談する余裕がないのです。
だから、とにかく何でも構わないから、救済してほしいと言うことで、失敗は許されないと考えてらっしゃいます。
深刻であれば深刻であるほど、問題は深く緊急事態なのだけど、だからこそ、じっくり腰を据えてお話を
聞かせていただきたい所を、お電話を下さる方は、そんな時間を掛けている暇はないと言うことです。
これが私と相談者の困った不協和音です。
でも中には、とても急にお電話を掛けて来られて、何なら今日、相談に行ってもいいかという、行動的な方もいらっしゃいます。
もちろん、こちらも時間のある時は、お目に掛かってお話をお伺いすることがベストですので、すぐに対応させていただくのですが、実はここでも、急いでいる方には 特徴があるのです。
やはり、こういう急がれて、一刻も早く相談に来られるという方は、例えば明日に家族会議が控えているとか、
夫が明日、浮気相手と会うとか、次の休みに不倫旅行に行くとか、もう緊急事態もいいところです。
しかし、焦って簡単に解決できる事ではないことは一番、その相談者が御存知ですから、どんな回答をしても、満足されるはずはありません。
もっと言えば、焦っていようが、焦ってなかろうが、解決の筋道にインスタントラーメンのような即席はないのです。問題の解決は、一つづつ、紐解いて行くしかないのです。
毛糸の絡まりも、絡まったところから、逆に解いていかないといけないのは、原理原則なのです。
毛糸の絡まりが面倒くさい人は、その絡まった部分をハサミで、ちょんぎるしかなく、糸の元の長さを残したいなら
絡まった順番からほどいて行くしかないのです。
これが紐解くという、語源です。
しかし、「もう少し詳しくお話を聞きしないと、現実的なアドバイスは出来ません。」と、告げると、もうそれで、嫌になってしまうようです。
とりあえずアドバイスを・・・と望む方は、性格的に短気な方が多いのです。
そして緊急事態の方ほど、一発逆転を望むようで、その段階まで、時間が経っている分だけ、もう一刻も早く解決をしたいという状態だということです。
でも、これをもう一段、深く観察すると、実はこういうギリギリの状態になるまで、何とかなると放置していたか、成す術がなかったかは分かりませんが、意外とここは気長だったということです。
呑気な方ほど、最後焦る。
焦った結果、納得がいかなけれな八つ当たりをするという、子供の頃の夏休みの宿題を思い出して下さい。
人生のアクシデントに誰も、順序建てて解決出来るほど、そんな完璧な人はいません。
でも、夏休みの宿題は、2学期が始まれば、友達に、答えを写させてもらえば済みます。(あ、本当ダメですよ、ただ、私はそんなズルをしていた子供でした。)
しかし人生のアクシデントは、人に答えをコピーさせてもらうような解決方法はないのです。
いくら焦っても、やらないといけないことはやらないと、いけません。
順番飛ばしはありません。
とりあえず、という解決策はないのです。
今までの事を叱るつもりはありません。
なぜなら、この私も夏休みは遊ぶだけ遊んで 8月31日はいつも暗い気持ちで、母に宿題の不出来を指摘され、
母に腹を立て、八つ当たりしていたのんびり屋の性格できたから、人に偉そうに言えません。
でも、少なくとも、人生の宿題には手を抜かないで欲しいのです。
仕方がなく、希望だけで、いつか解決する日が来ると、何もしなかった人を叱りません。
また、自分なりに、やっさもっさして、結局問題を悪化させてしまった人もいるでしょう。
そういう人を私は叱ったりしません、
もし、私がダメだな~と感じる人がいるとしたら、そんな人生の岐路に立たされているのに、簡単にワンポイントアドバイスを欲しいと思っているなら、その人はもう不真面目だと思うのです。
ワンポイントアドバイスは、朝のワイドショーの星座占いで充分だと思います。
問題が起きてるとしたら、それは原因があり、結果があります。
今、慌てて電話をお掛けいただく方は、現在起きている「事象」だけをかい摘んでお話されます。
でも、今の事象には原因があって結果があり、それは結果にしか過ぎません。
特に男性に多い相談の仕方は、今後どうしたらいいか?と現在の事象だけをお話され、今後の対策を知りたいと言われますが、今の事象が起きる原因をしらないと、絡まった糸はほぐせませんし、そのままにしておくと、また同じ問題が生じます。
その意味で、これまでの経緯を聞きますが、相談者にとっては、過去よりも未来が大事とばかりに、「色んな事の積み重ね」という表現に留まりがち。
特に男性は過去の事は言いたがらないという特徴があるというか、過去は問題にしてないように思います。
つまり、いろいろあったと反省はするものの、本当に何があったかと言うことは解ってないと言うことがあります。
それに比べ、女性は相談に来られたら、ご自身の幼少の頃まで遡り、お話される方もいます。
それくらい、男性と女性の相談の仕方にも違いがあるということから考えると、男性は反省をしにくい生き物?
女性は反省という名の、過去の愚痴?
いろいろ男女には違いがありますね。
でも そういう中で女性でも、焦って答えを急ぐ方は男性的。
男性でも、妻の浮気におののき、自分だけで反省し、1人相撲をする人もいて、こういう男性は女性的です。
いずれにせよ、焦って解決出来る簡単な事なら、ここまでの事態になっていないと言うことが言えます。
人生のアクシデントは、夏休みの宿題のようには行きませんね。
では今日は、ここまで。

まとめ
浮気を止めさせる為のセオリー
金言にして下さい
「許す」は「許さない」の裏返し

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