コラム

 公開日: 2015-01-10 

一番最初に体験することがその後を決める?

今日のテーマは「一番最初に体験することがその後を決める?」ですが ここに「?」をつけたことが
今日の鍵になります。
つまり断定的に言うなら「!」を末尾に付けたかもしれませんが「?」とすることで、少し考えて欲しいというのが私のねらいです。
例えば、幼い頃に犬に噛まれた人は、恐らく大きくなっても犬には恐怖心を持ち、飼う事はしません。
また子供の頃、海や川で溺れかけた体験のある人は、恐らく泳ぎは上達しにくいし、旅行に行っても
景色を眺める程度に留まります。
これは、たった一度の体験でも、最初の出会いが、恐怖心というのとつながると、人は体や記憶に植え付けられる物になります。
でも、この体験が、例えばスイミングスクールで、何度も水を飲んで苦しい思いをしても、それを理由にスイミングスクールをやめようということにはなりません。
つまり、同じ溺れて水を飲んでも、失敗と取るか、練習の過程と取るかの違いになります。
犬に噛まれるという体験は野良犬なら、とんでも無い恐怖心が植え付けられますが、飼い犬になら、犬と遊んでいて、甘噛みがつい、激しくなったかなと捉え、飼い犬を一生嫌いになるという程ではないでしょう。
このように同じ体験をしても、それが一生消せぬ記憶になるか、それをある意味成長の過程の練習のようなものと捉えるかは違うのです。
特に、恐怖の相手が、天災や海や川のように、意思を持たないものの場合は、むしろこちらの認識という意思が間違っていたと考えるべきですが、例え事故にあったとしても、もしかしたらこちらの気持ちの準備があれば、最小限に防げたかもしれないのです。
自然の物は海や山が、怖い存在なのではなく、こちらの認識次第で、怖い魔物ではなく、リゾートへと活用できるものなのです。
こうして意思を持たないものも、こちらの準備しだいで、違って来ます。
実は私は子供の頃、好奇心旺盛で、ソケットというものにとても興味があり、母親がこたつなどの電気コードをソケットに差し込む様を真似て、母親がいない時に、近くにあった針金をソケットに差し込みました。
当然、感電して7つ上の兄が病院に連れて行ってくれた記憶があります。
でも、それでソケットが怖くなったかというと、多少トラウマはあっても、大きくなるに従い、正しい使い方をすれば、何も怖くないと言うことが分かり、今はなんともありません。(当たり前か・・・)
つまり、意思を持たない物は、こちらの扱い方さえ間違わなければ、危険な事はありません。
それが、対人間となるとどうでしょう?
たった一度の体験でも、嫌な思いをしたら二度と関わろうとしなくなったり、少なくとも好意は持てなくなります。
でも、人間同士は、物と違って、お互いの認識が間違っていることで、ぶつかることもありますが
意志を持つ者同士は、修正が効くのです。
何度かぶつかったとしても、それは失敗ではなく、分かり合う為のレッスンだと言えるのです。
それなのに、もうその一回の体験から、もう二度と、同じ繰り返しが出来ないと感じるようです。
例えば、夫の浮気を見つけたら、もちろん妻としては冷静ではいられません。
その結果、夫に何度も問い詰めたり、毎日帰る時間を気にして、携帯へ電話をかけまくったりして夫を監視するということが始まります。
そうなると、夫もその監視の網をどうにかしてくぐり抜けようと、レッスンしだします。
そういう期間が長引くと、夫はもう辟易だとばかりに、妻の攻勢を逆ギレして「二度と口答えするな」なります。
そういう夫の冷たい態度に、最初は勢いのあった妻も、今度は怯える立場へと変わります。
そして、当方のところへ相談にきた時点で、何をアドバイスしてもただただ夫への恐怖心しかないので、何を言っても、夫が怖くて何も手出しができないという袋小路に陥っています。
では、ここで よく考えてみましょう。
本当に夫は怖い人になっているのでしょうか?
これは恐怖心を持つ段階の妻には理解しがたいかもしれませんが、実は夫側も恐怖心に怯えているのです。
夫の恐怖心は男性ですから強さを誇示するという形で現れますから、妻を威嚇するという脅迫をします。
妻は女性ですから恐怖心の現れ方が違いますが、逆ギレも脅迫めいた「俺に逆らうな宣言」も恐怖心であることには違いはありません。
ただ、この恐怖心を植え付けようとする立場と、恐怖心を植え付けられたという立場が違うという事と、
何に対して恐怖を抱いているかの違いなのです。
では例えば夫が浮気をしていて、それを妻に咎められたとします。
その結果、家庭の中には一触即発の不穏な空気が流れ、家庭は冷戦状態だとします。
妻も最初は勢いよく、夫を問い詰めていても、夫の逆ギレで、これ以上俺に逆らうと、もう離婚だというところまで宣言されると、これ以上喧嘩もできなくなります。
でも、この状態がお互いに恐怖感を持っていると言っても妻にすれば、脅かす夫は猛者で、脅かされる妻は弱い被害者のような気持ちになっています。
それに加えて、この浮気が始まってから、発覚前から、夫とは、すきま風を感じていたはずだし、
発覚後は冷戦状態になっていると、もうこの冷えきった関係に手も足も出ない気持ちになっています。
そこで、夫婦なのに、加害者と被害者のような立ち位置ができてしまっていて、妻は何か夫に逆らえばもう、この夫婦関係が壊れてしまうように感じています。
これまで、夫に裏切られていると分かってからも頼るべき人は夫と考え、何度も話し合いを繰り返してきたはずです。
でもそれが、撥ね付けられ、「もう、これ以上くだらない事を言うな」とか「俺をそんなに信じられないなら勝手にしろ」とご主人は言っているはずです。
これは妻にとっては、冷たい関係を少しでも打破しようと話し合いに挑んだのに、いつしかヒートアップして喧嘩に発展。
その挙句、夫からは拒絶。
こんな関係性で、妻としてどうしたらいいかと悩んだとき、やはりすがるべき相手がご主人になってしまっているので、信じたいとすがってしまうのです。
その上で拒絶されるものですから、もうこれ以上逆らえないどころか、不安に駆られて「昨日、帰りが遅かったね、何してたの?」という質問すら妻はできなくなっています。
一番信頼したい夫であるのに、俺に逆らうとどうなるかわかってるだろうとばかり、脅かされて怖くなってしまっているのです。
そういう恐怖心を抱いたまま、私のところに相談に来られるので、何を言っても、そんなことをしたら夫と益々冷たい関係になると、もう一歩も出てないので今後どうしたらいいでしょうか?と言われます。
でも、こうなると何を言っても、恐怖心で覆われていますので、何を言っても私の助言などは耳に入りません。
では、何を求めてきたのかというと、今以上に夫婦関係が悪くならないような、画期的なウルトラC級の解決策を求めてきたという訳です。
はっきり言って、それは「無い」
実は、認識が間違っているのです。
これ以上、益々夫婦の関係が悪くなるので、何も逆らわず、何も言わずに過ごしたら、何も変わらないという決めつけの方が間違っています。
夫に逆らうから夫婦の関係が悪化するのではないのです。
夫の本心が解ってないから、このまま放置するともっと悪化するのです。
では夫の本心とは?
これが先に書いた、「夫も恐怖心」でいっぱいなのです。
では、夫は何を恐れているのでしょうか?
それは今、現在進行形中の浮気が妻によって邪魔されることを恐れています。
つまり、夫も妻を恐れていて、尚且つ、浮気が続けられなくなることを恐れているのです。
だから、妻には「俺の行動に口出しするな」と、なるのです。
妻は夫のことしか見ていませんから、夫が何を考えているかと考えた時に、妻のことを考えている考えがちです。
これは女性特有の考え方で、妻が夫のことを考えていたら、夫も妻のことを考えていると考えがちですが、これこそが認識が間違っています。
もし、これが 映画だとしたら、夫の浮気に苦しむ妻が居て、この映画の登場人物は夫が主人公で妻と向き合っていると思っています。
でも 夫からすると、今の主役は夫本人であっても、向き合っているのは 浮気相手です。
その浮気相手の動向によって、このストーリーは変わっていきます。
そのストーリーを順調に進めるには、外部からの邪魔が入らないことが前提です。
夫からすれば今、妻は蚊帳の外に居るのです。
厳しいいい方をすれば、夫にすればこの浮気という恋を成就するには 外野は口を出さないで欲しいと願っています。
ただ、それを妻に告げる時に「僕の浮気を見逃して・・・お願い・・・」というように優しく言えるはずがない。
だから、偉そうに上から目線で、「俺のすることに口出しするな」と威嚇するのです。
ですので、元はと言えばご主人だって恐れているのです。
その表現方法が妻と違うだけなのです。
では その恐怖心は夫はいつまで持つのでしょうか?
これは少なくとも1年ぐらいは続きます。
と、言うことは恐怖心を持っている内が実は、最も浮気が壊れやすい時期だから、妻には邪魔されたくないのです。
よく、芸能人の噂のカップルが「まだ、始まったばかりですから、暖かく見守ってください」というコメントを出しますよね。これと一緒です。
ただ浮気であれ、独身同士のそれであれ、恋の始まりは微妙な時期ですから暖かく育てないと潰れるのです。だから妻が浮気相手に文句を言いに行ったり、夫の行動を制限したりすると、その恋は育たなくなるのです。これも「この恋が壊れたらどうしよう」というある種恐怖心の裏返しです。
ただ、夫という立場上、それは妻には言えない為、「じっとしておけ」と偉そうに言う事になるのです。
でもどれだけ言っても夫が怖がっていると言うことはピンと来ないでしょうけれど、その事は失礼ながら、犬ちゃんに例えるとわかるかもしれませんねn。
歓迎しない来客があった場合、歯をむき出して吠えまくります。
こうして、ワンワン威勢良く吠えまくっている犬って、強いような印象を持っていますが、よく吠える犬の尻尾は下がって居ます。
その証拠に飼い犬で家主が帰ってきたら尻尾をふり飛び跳ねるようにキャンキャン吠えて、足にまとわりつきます。
本当に番犬のように、歓迎しない侵入者がきた場合、必ず尻尾をお尻に巻きつけるように下げ、低い声で吠えます。これが本当の威嚇です。
あなたの夫を犬に例えてごめんなさい。
でも動物は本脳を丸出しで生きているのでわかりやすいのです。
それを人間は 「言葉」という武器を身に付けたから、言葉に真実を求めがちですが、それだから誤魔化されもします。
ご主人の逆ギレは、恐怖心の裏返しというより、私はら言えば恐怖心そのもの。
「俺に逆らうな」と言うのは 挑まれたら負けるからです
本当の強者は、女、子供のような自分より弱い者には、唸りません。
何かされると、自分の足元は危うくなるから、唸るのです。
浮気をすれば、それはもう仲のいい夫婦という単位ではなくなります。
嫌ないい方で、ごめんなさい。今後一生とは言いませんが、今しばらくは冷戦状態の敵同士。
相手が怖くなかったら威嚇なんてしません。
妻が怖いからです。
でもその怖さというのは妻の感じる恐怖心とは別のもので、大切に育とうとしている浮気を阻止する敵なのです。
つまり「人の恋路を邪魔するな」というような、まるで乙女です。
ただ、男という鎧をまとっている為、強い事を言っているだけなのです。
人間は、初めて真っ暗闇の中に入れば、単に恐怖心しかありません。
そこにはどんな魔物が居るか、蛇か、お化けか、正体が解らない時は、ただただ恐怖心だけですが
その魔物の実態が分かれば、なんのことはない。
夫も本当は怖がっているのだと分かれば、恐れる必要はない。
妻は未体験の中から、夫に逆らえばもっと夫に嫌われると感じていますが夫の本音は、妻を嫌いになるとかという好き嫌いの話でなく、夫も怖がっているというだけなのです。
だったらどうすればいいかというと夫を怖がらせず、夫を遠のけさせず、またこちらも逆らうというモードの話し合いをしなければいいのです。
でも、じゃ、逆らわないと、平和が訪れるかというと 先にも書いたように、夫の浮気という恋が
育って行くのです。だから逆らうとか逆らわないということしか頭に浮かばないから、嵐の通り過ぎるのを待つという事なかれ主義になります。
これでは、妻が夫の浮気を手助けするようなもの。
私はどこかの占い師のように、「黙って待っていればご主人はいづれ帰ってきますよ」
なんて気休めはいいません。
黙って待ってろというのは、人の人生だから結局他人事だと言うことです。
仮にもカウンセラーというお金を貰って相談をされているなら、「何もするな」は無いでしょう。
何もするなというくらいなら、ホームページで書けば充分ではないでしょうか?
と、いう訳で 私はあなたのご主人の通訳です。
あなたのご主人は日本語を喋っていても、妻である貴方の胸にストンとこないでしょう。
それは、今は貴方の夫は、異星人になってしまっているということです
言語や常識の違う、よその国の人のように、貴方に伝わる言語で喋っていません。
ご主人は「浮気星」という浮気の国の人になってしまいました。
貴方の常識的な疑問・・・・「何故妻子もありながら浮気をするの?」と、問いたくてもご主人は勝手な自論を喋っているという浮気星人なのです。
妻では理解できないのは無理ありません。何故なら妻は浮気星には行った事がないのだから。
だからこそ、私がご主人の言葉を通訳差し上げましょう。
今日のテーマは、最初の体験が一生の恐怖心を左右するということですが、何の知識もない中での失敗は、失敗とはいいません。
レッスンを積めば、失敗すらトレーニングの一環なのです。
知らない世界の中での失敗を恐れるあまり、これから何か夫にすれば、ますます夫に嫌われるというのは、単なる脅かしに恐れをなしているだけです。
要は、認識不足。
脅迫されて、怖がりになっているだけで ご主人も実は怖がっているのです。
信じられないかもしれませんが あなたのご主人の方が、妻を怖がっているのですよ。
そのからくりをもっと知りたいならば、これからもコラムを引き続きお読み下さいね。
今日は長々とお読み頂き感謝いたします。では今日はここまで。

まとめ
浮気を止めさせる為のセオリー
金言にして下さい
「許す」は「許さない」の裏返し

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