コラム

2016-02-24

単身赴任

今日のテーマは 一部の方にしか響かない話題です。
要は夫が単身赴任中か、もしくは単身赴任の可能性がある企業に勤めていない夫を持つ家庭には無縁の話題かもしれませんが、単身赴任中の夫がいる家庭には、かなりの確率で起きている問題について書きます。

単身赴任と一言で言っても色々なパターンがあります。
めったと帰国できない遠い外国への単身赴任の夫を持つ妻にとっては、健康の事も心配ですし、国によっては
風土や治安も心配なところもあります。
この風土、治安は赴任する側の人間が、どうこうできるものではなく、企業の命ずるままに赴くしかありません。
でもともすれば、そういう異国で愛人を作り、日本で待つ家族の元に中々帰ってこなかったり、何なら、離婚を要求してきたりする夫もいます。
単身赴任
私は何度も口を酸っぱくして繰り返し言っている事ですが 夫が浮気をするとき、誰も最初から浮気で離婚をしようとは思っていません。
できれば、うまくやりたいし、満足するくらいまでは放っておいて欲しいと思っています。
でも、悲しいかな離婚を口にすることに発展するのはなぜでしょう?

それは放っておいて欲しいと願った夫と、実際放っておいた妻のせいか?というと、そうではありません。
日本で待つ妻にとって、子供を育て、遠くの異国で仕事をする夫を心配する生活はとても辛かったと思います。
夫も最初は日本に帰国する日を励みに仕事をするのですが、段々帰国する間隔が空いてきたりします。
もちろん実際に仕事が大変な事もあったりしますが、そうではない感覚があるなら、たいてい赴任地で好きな女性が存在します。
アジア系の国であれば、相手はホステスであったりして、日本に帰国したら、その浮気は収まる場合もありますが向こうでの企業関係の人であったり、同僚であればそれは厳しい仕事をし、共に乗り切ったような企業戦士のようなチームワークが出来ている場合があります。
こうなると、夫は「心・技・体」の一体感を感じ、その女性とは運命共同体になります。
そして家族を捨てるという結論を出します。
しかし、どれだけ自分を正当化しようとも、異国で好きな女性が出来たなんて、口が裂けても言えませんから、
そこは立派な大義名分を言う訳です。
何故、子供も居て、夫は家族として無くてはならない存在なのに、何故家庭を捨てるのでしょうか?
それの大きな理由は、「相手が居ることだから」というワードを頭に叩き込んでください。

妻も子も・・・そして夫が居てこそ家族です。
でも その家族を裏切る結果が起きているとしたらなぜでしょう?
そこで、「相手がいる事だから」という言葉が物語ります。

最初、この問題には、夫と妻と子供という単位で物事を考えていたと思います。
登場人物は、この家族だけですが、実はもうひとり・・・愛人という人の登場があります。
それは登場というより、むしろ主人公になります。

異国の寂しい土地で その寂しさを紛らわしてくれた存在、それは愛人です。
そうなると その夫はその人を大事に思うのは当然の結果なのかもしれません。

もちろん日本で居る妻も寂しさに耐え、家族で頑張っている気持ちであることは私は分かりますが、
遠くの親戚より近くの友人という言葉があるように、身近な存在というのはありがたいものです。
ここで 法的に不貞は看過できないと言ってみても、ご主人の身体の中には 「法的観点」という物差しがないので、ここでは「よくないことでしょ」ということは何も役に立たないのです。

そして「相手がある」という相手の事を解説すると、庇う訳ではないですが、相手だって人の心を持った人間です。
人の心とは自分勝手なものです。
最初は妻子ある人だと認識していても、相手(ご主人)から「好きだ好きだ」とアプローチされたら、嫌な気はしません。
まして最初から 妻を裏切ろう、騙そうというのが目的ではないので、結果的に裏切る事になったというだけですから罪の意識はなく、結果的に不倫になったというのが当事者の言い訳です。

男性は一度に複数の女性を愛することは出来ます。
妻も愛しているし、浮気相手も愛しています。
できれば 二人をうまく誤魔化しながら、浮気を続けられたら最高です。
しかし 体も時間も一つですから、どこかで嘘をつかないといけなくなります。

それに対し、女性は二人を同時に愛することはできませんし、昔の花街の世界でない限り、自分を愛人のままでいいなんて思う人はあまりいません(少数派の人は違うかも入れませんがこの際、一般論で申します)

男性は時として「遊びの女」という言葉を使いますが 私は女性の口から「遊びの恋」という言葉は聞いたことがありません。

よほど、割り切った遊びと前置きして始める恋以外は 女性は自分が一時の遊び相手などとは思いませんし、普通の女性にとれば、男性と「遊ぶ」という感覚は持ち合わせていません。
でも妻子持ちという認識はお互いにあっても、その付き合いが長くなれば、そこには歴史が生まれます。

これは日本人同士の浮気にも云える事ですが、浮気をするふたりにとって「時間」は歴史を生み、絆も生まれます。
夫婦の暮らしが長くなると、男女の愛よりも、親友のような家族愛が生まれます。
それは愛人とでも同じ。

よく、人は浮気の事を相談されたら、「もうすぐ飽きるから、放っておきなさい」とか言いますが飽きるという事はそういった人が保証してくれますか?
私はいつも人生相談などのラジオ放送や雑誌などで、飽きたら妻の元に帰ってくるから 待っていなさいなんていう人は本当に分かっているのかな?と思ってしまいます。
私の仕事上の経験で、放っておいた結果、夫の不倫問題が解決したというのは ごく一部の人だけです。
飽きるというのが運任せにしたり自然消滅した人だけです。
でも この自然消滅という確率と 放置した結果離婚問題に発展した人の数は明らかに後者のほうが多いです。
つまり 運に任せるとか、自然消滅に願を掛けるなら、最悪の事を想定してないと言えます。
これを「事なかれ主義」以外、何と表現出来ましょうか?

で、何度も言いますが 女性で「遊びでいい」なんていう人は 頭がおかしい人です。
少なくとも昔のお妾さんでも その立場なりに大事にされていたのです。
男性のおもちゃでいいなんて女性は 男性にとって、本当の意味で好きになる対象にはなりません。
夫が妻に嘘をつくのと同じくらいのボリュームで女性にも嘘を付いています。
日本に残してきた妻に「会いたくてね~」なんて言いません。
何等か夫婦関係は終わっていて、かろうじて子供の為に離婚をしないだけというように、心のつながりはないというような、嘘を愛人に言っているはずです。
と、いうことは 海外の赴任地で女性の気を引こうと思うと家族とのつながりが薄いというアピールをしないと浮気は成立しません。
少なくとも、浮気相手の女性に向かって、「君はこの国に居る間の現地妻だ」とは言ってないはずです。

昔の男性は愛人を作っても、別れ際も綺麗でした。
そして愛人には愛人なりの位置を与え、その位置の上で 最上級の愛し方をしました。
だから、昔の愛人は自分を愛でてくれるご主人様の人生の邪魔になるようなことはしませんでした。
去り際も綺麗ですし、男性もそれなりの礼儀はありました。

しかし、現代は 男性も女性も、そうではないのです。
女性で 自分を一介の浮気相手とは思いませんし、まして遊び相手などと思うはずがありません。
そうなると、最初は妻子ある人とわきまえているつもりでも、段々自分を主張し始めるのです。
夫側だって、自分は家庭があって妻子持ちを隠していないのだから、浮気相手もそれを承知の上だと思っていても、付き合いが長くなれば、その浮気相手をいかに愛しているかを唱えなければ、付き合いは続きません。
と、いうことは愛人が 最初は結婚は夢見てなくても、だんだん結婚をしたくなるのが女性です。
よほど、水商売のプロか、女性にも家庭があるW不倫以外は、女性だってその目の前に人を独り占めしたくなるのです。
最初のワードに戻りますが 男性は複数を愛する事が出来ても 女性は恋を遊びで終わらせません。
これが男性と女性の違いです。
男性の恋は、遊びで始まっても 女性は最後は本気になります。
最初軽い気持ちで始めても、女性は平気で裏切ります。
ではどういう裏切りかというと、「妻子持ちとは分かっていたが、やっぱり独り占めしたくなっちゃった」と
平気で方向転換してきます。
「あなたの人生のお邪魔をしたくないわ」と思う心は時間が経てば、その男性を独り占めしたいという風に心変わりします。
これは裏切りと呼べるか、です。
なぜなら時間が経過すれば、するほど、女性は男性と一緒になりたいと思うようになります。
この理由は私はよくわかりませんが、やはり肉体を重ねると離れがたくなるようなのです。
結婚ということになるかどうかはともかくとして 愛人生活も長くなると相手を独り占めしたくなります。

私は結婚は 相手を独り占めできる唯一の制度だと思いますし、逆にいうと結婚は「独占欲」その物だと思うのです。
では女性のこの心変わりを男性はどう思うのでしょうか?
「約束破り」とかルール破りと怒るかと言えば そうではありません。
なぜならば、「妻とはもう何年もスキンシップはしてない」とか「妻がヒステリック」とか「もう夫婦は破綻している」とか、男性が女性の気を引くために、嘘で塗り固めている自覚があるからです。
ですから 女性の心変わりに、ダメ出しを出来ないという・・・自分で自分の首を絞めているということです。

これが不倫が発展して夫婦の離婚問題にまで発展するという構図です。

では、次。
日本の企業の単身赴任について書きます。
日本の企業の場合、単身赴任できる人には、目星をつけても、一応その家庭の事情なども考慮してくれることhがあります。
中には 辞令が出たら、有無を言わせず赴任させられる企業もありますが、たいていの企業は一応希望は聞いてくださいます。
何故なら 介護の必要な年寄りを抱えていたり、受験生を持つ親なら、その時期だけは単身赴任している場合じゃないということは 一応は主張できます。
これを受け入れてくださるかどうかは 企業の姿勢でもありますが、今日はそういう事ではなく、中には自分で単身赴任を希望したり、何らな別に単身赴任でなくても、無理したら通える土地のところなのに、単身赴任をする人がいます。
これは単身赴任は「別居」の最たるものだからです。
あえて単身赴任を希望する人は その段階で浮気相手がいる場合があります。
別に別居先で 同性をするという意味ではなくても とりあえず毎週末自宅に帰れるはずでも、仕事が入ったと言えば、帰らなくていいし、とにかく私生活を隠せます。
普通なら子供が思春期で父親の存在が不可欠だという時期で、もし会社から打診してきても断って欲しいと妻が思っていても、実は会社からの打診に積極的に夫はOKを出している場合があります。
ですので 表向きは会社の辞令のようでも、希望を先に出していることもあります。
これを妻が知らないだけで、実はご主人の希望で単身赴任になっている場合は、浮気の実行という以外なにものでもありません。
こういう状態を見抜けないまま、単身赴任を続けている場合、浮気のし放題?になりますから そもそも単身赴任の中身を見直す事を奥様にはおススメします。

それにしても、私は単身赴任って、酷な事だな~と思います。
そもそも家族が別居することは 私はあまり勧めていません。
中には夫とは、単身赴任でなくても、別居をした方がお互い冷静になれるのでは?と問題を抱える夫婦がいますが、それが浮気をする本人からの申し出ならば、それはちょっと考え直したほうがいいです。
別居が問題を沈静化させるより、別居が浮気を見せなくすることがあるからです。

今日は、日本の企業のために海外で一生懸命働くお父さん方に、敬意をしめしながら、その一部の浮気する男性に考え直して欲しくて書きました。
また、夫を単身赴任に取られ?頑張って家庭を守っている妻には、「お三度」をしなくて済むというような言葉を言った事があるなら、それは今後は言わないで、夫の帰りを全身で喜んであげて下さい。
お父さんがいなくて、楽というふうに思ったら その向こうには、「あなたがいないと辛い」と甘えてくる女性の存在が大切にされがちです。
どうか、一生懸命働く夫を大切にしてあげて下さいね。
では今日はここまで。

まとめ
浮気を止めさせる為のセオリー
金言にして下さい
「許す」は「許さない」の裏返し

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