コラム

 公開日: 2016-05-16 

浮気が本気に変わるメカニズム

私のフィールド、大阪。
近くに関西テレビという8チャンネル、フジテレビ系のテレビ局があり、少し梅田寄りには毎日放送、そして読売テレビと朝日放送、HNK・・・・・テレビ局がいっぱいあります。
特に天神橋筋商店街という、何でも揃う日本一縦に長い商店街が近くにあり、毎日どこかのテレビ局が商店街を行き来する主婦などに、マイクとテレビカメラを向け、インタビューをしています。
夕方のニュースや、ワイドショーのアンケートなのですが、どんな形でもテレビに出たいなら、
商店街を1往復したら、どこかでマイクを向けられます。
先日も、「夫の浮気は許せますか?夫の浮気を知ったら、妻としてあなたはどうしますか?」
と、いうテーマでアンケートを取っていました。

その答えは、フィリップに用意されていて、どの意見かは、丸いシールを貼るという単純なアンケートで、先に答えた人は「一度だけなら許す」と言うのが最も多かったのです。

でも中には、「ばれないように嘘は付き通してほしい」というのがあり驚きました。
そんな、昭和の演歌じゃないし「騙し続けてほしかった~~♪」というのはいったいいつの時代か。

ホンマかいな・・・・・このロケットでも宇宙に行く時代に・・・・とビックリです。
でも、実際当方に相談に来られる方も、お給料を入れてくれるなら、
浮気は許せないけれど、解らないようにしてくれるなら致し方ないという方がいます。
こういう意見がこの平成の時代でも、意外と多くあります。

これは離婚よりはましという比較の問題で、これでいいという事ではないのです。
「妻に解らないなら」とか「家庭に影響がないなら」と、いう事は離婚になるなら・・・・・
妻が浮気を止めてという事を聞き入れてくれそうにないから、または浮気を止めろと言えば逆切れされて、離婚になる可能性があるので、離婚するよりは、妻の私が耐えればいいわ、という離婚と比較をしたらという前提の意見です。

表面的に一見平和なら、という事を「事なかれ主義」と言います。
確かにこの事なかれ主義で、いつまでも平和が保たれるならいいのかもしれません。

しかし、この事なかれ主義は、いつまでも「事が起こらない」という保証ではありません。
むしろ、事なかれ主義のおかげで、水面下で夫は不倫を隠すことに腕を上げて行きます。
浮気相手に対しても、上手く言えるように段々、浮気が上達します。
そうなると、いつか本気になるかわからないのです。

何故なら、ここで覚えてほしいのが「相手があるから」という事です。
夫が浮気を繰り返すタイプであれば、浮気の「質」も向上?し、段々夫も浮気をすることが当たり前のようになります。そんな中、その相手も夫、同様、浮気を正当化し、罪の意識の薄い、強者と出会っていくのです。

だから、何度も浮気を繰り返してきた夫が、これまでは自然消滅してきた浮気でも、浮気相手次第で
次回は、浮気も夫と協定を結べるような相手へと発展していきます。
そういう意味で、浮気相手との秘密事を共同作業で行える相手へと、相手の質が変わっていくのです。

しかし、相手は所詮女性です。
男性の遊びの道具にいつまでもなっていません。
最近は女性も色々なタイプがいて、単にセックスだけを楽しむ人もいますが、それはそれで問題です。
大方の女性は、最初は妻子のいる男性だからとわきまえていても、段々、遊び相手であるという事は
受け入れられなくなります。
つまり 不倫をする男性は、自分の家庭がうまく行ってない、何なら離婚も目前であるという事を言いながら、不倫を続けるのですが、浮気相手だって、自分が大事なのです。
浮気相手の自分だけを愛してほしいと変化してきます。
そうなると、「奥さんと浮気相手の自分とどちらが大事なの?」と自分の立場を忘れて、自己主張をし始めます。何故なら、離婚寸前といいながら、男性は中々離婚をせず、離婚を催促したら「難航している」とお茶を濁し、浮気を続けようとする男性に、浮気相手はしびれを切らし始めます。

これは、最初から浮気の立場の女性は、覚悟くらいはしていると思っていますが、そもそも男性は
「僕を信じて待っていてくれ」と言いながら、浮気は始まりますので、最初は待てても、段々「いつまで待てばいいのか?」に変化してきます。

それが「時間」という事なのです。
最初は情熱だけで、待つことを覚悟しますが、時間が経てば、「待った」という過去形になります。
浮気相手にすれば、「待ったのに・・・」という意識が生まれます。

そうなると、浮気相手の進退を問い始めるようになります。

妻にすれば「家庭を保ち、うまく騙しながら生活できるならいい」と思うかもしれませんが、妻を騙せる男性は浮気相手も騙しています。
そうなると、いつまでも浮気相手も黙っていないという事です。

妻は浮気相手の気持ちとか、そんな事は関係ないと考えているところもあります。
私は、浮気相手の心情を解ってやれとは思いませんが、浮気相手も人間ですからいつまでも騙されてはいないという事です。

妻ならば夫から生活費を貰えて、子供が居て、雨風しのげる家があれば、この生活を保って行けるなら、と「事なかれ主義」で居ても、そういう見て見ぬふりをする時間が長くなれば長くなるほど、
浮気相手もじれてきます。

浮気相手には、そういう覚悟で始まっているから、耐える立場にあるだろうと思っても、あなたの夫は「待っていてくれ」と時間をある程度区切って待たせているのです。

だから妻は浮気相手の女性を思いやれとは全く思いませんが、妻の貴方同様、浮気相手もその男性に騙されているのです。

だったら、騙し続けてほしかった・・・というようなのんきな事を言っている場合か、という事です。
今回のベッキー事件じゃないけど、誰も幸せになれない。
川谷絵音さんもブログで書いているように、二人を不幸にした・・・・

妻は自分が本妻で、唯一無二の存在で、法的に守られた立場と思っていても、夫からすれば、
「妻と浮気相手」と 二人を並べて考えているのです。

籍が入っている妻だから、法に守られていると思ったら、大間違い。
夫にすれば、あくまでも自分をめぐる2人の女性で横並びなのです。

これを解れば、いつまでも騙し続けてくれる保証はありません。
同等に並んだ、浮気相手は自己主張をしてきます。
何故なら 浮気相手は騙し続けてほしい、なんてこれぽっちも思っていません。
むしろ、不倫ではあるけれど、自分たちの恋の方が真実だと思っているのです。
だからいつまでも男性の嘘を許しません。
そういう自己主張をし出すのが浮気相手の女性です。

時々、世の中の刃物沙汰や殺人事件になるのは、こういう事の結果なのです。
男性は自分が嘘をつき続けてきて、それがにっちもさっちも、誤魔化せなくなったら、追い詰められたらその責めてくる相手を、殺めたりします。

その責めてくる相手が浮気相手なら、その相手。
同じく、浮気を止めて家庭に戻れという妻に追い詰めらるなら、その妻。

男性は短絡的に、うっとうしいと思う相手を抹殺しようとします。
まさか、そんな事件は自分には起きないし、うちの夫はそんな過激な人ではないと信じているかもしれませんが、刃物沙汰になるときは、人が変わった結果です。
みんな、殺人事件は起こしたくて起こすのではありません。
興奮して気が付いたら、そんな事件を起こしていたというのが 殺人犯の言い訳です。
人生は一瞬で狂う事もあるのです。

夫と妻・・・・この単位でしか物を考えられない人は周りが見えていません。
浮気相手は幸せになる資格がないと、最初は思っているかもしれませんがそんな気持ちはいつまでも続きません。
浮気相手だって幸せになりたいのです。
浮気相手は不忍の恋だからこそ、いつかは幸せになりたいと思うのです。
立場はどうあれ、許されない恋だからこそ、いつかは実らせたいと思うのです。
浮気相手も人間です。
嘘で始まっても、恋は恋。
嘘でも、成就させたら真実になります。
騙し続けるなんてことに、耐えられる人って本当はいません。
それを正直に、言えるには、浮気相手と男性との蜜月の時間です。
この時間が長くなれば、いい加減にしてよ、になります。
だから時間が経てば、問題は悪化するという事ですから 時間が災いのもとにもなります。
妻が浮気を黙認すれば、夫と浮気相手の関係性が変化してくるのです。
その結果、男性に、家庭を取るか、浮気相手の自分を取るか?迫り始めます。

そういう事の結果が夫の急な「離婚宣言」になる場合もあります。

浮気がばれたら、浮気を白状したら、その浮気を止めるだろうというのは妻の希望的観測です。
本当にばれたら、開き直るという事もあるのです。
本当に、ばれて浮気が終わるなら、世の中、こんなに離婚は増えません。
浮気で、騙され続けたという時間が、浮気を本気に変化させることもあるのです。

急な離婚宣言をされた方。
それは、夫と浮気相手との関係が変化しているからです。
妻は自分と夫との関係性だけにしか目が行っていませんが 本当に物事を左右させるのは浮気相手と夫の関係です。

つまり 浮気事件の主人公は妻だと思っているけれど、浮気相手の女性だって被害者なのです。
角度を変えて見ると浮気相手の女性だって、騙されていたとなると、そこを修正したくなるものです。
それが夫の急な離婚宣言になるのです。

そこまでになるには 少なくとも1年、2年掛かります。
世の妻に言いたい。
浮気を黙認して、2年も経つと 浮気相手もしびれを切らしますので
その頃に夫が妻に離婚宣言をしたら、嘘気が本気になったという事です。

様子を見よう
騙され続けるなら、それもよし、なんて思っていると 急な離婚宣言になることもあります。
何故なら、浮気相手も人間だから。
妻のあなたは騙される事は 家庭が守られると考えられるかもしれませんが、浮気相手は
騙される事は 「裏切り」だと知っているのです。
いつまでも裏切りは許さないと本気で怒っているのです。
そうなると本気で向き合うしか、無くなります。
反面 嘘を受け入れてくれることの出来る妻には、また嘘で夫は騙そうとします。
それが夫の急な離婚宣言という事なのです。

今日は離婚になるメカニズムを書きました。
「騙すなら、騙し続けてほしい」なんて、演歌みたいな事を言っていてはダメです。
騙すという事は その人を舐めている証拠ですから 夫婦としての尊敬しあう関係は築けません。
もしかしたら、あなたの夫は、身体ごと怒りを込めてぶつかってくる嘘も許さないという浮気相手の
本気さに、初めて本当の愛を感じるのではないでしょうか?
そこで、お給料だけでも入れてくれて、仮面夫婦をしている妻に本気で向き合ってくれているとは
感じません。
浮気相手はもしかしたら、本気で怒りを表せばその恋が終わるかもしれないという覚悟を持って男性に、白黒をつけることを迫ります。
その本気さと、事なかれ主義で生活する妻と、どちらに心、揺さぶられるでしょうか?

これは浮気相手を擁護しているのではありません。
本気だされたら、浮気相手は怖いよ、と言っているのです。
浮気相手は 自分たちの恋が、虚だと知っています。
だから 虚の中でそれ以上の虚は許さないのです。

妻の苦しみも解ります。
でも許せない恋だって、浮気相手も人間なのです。
立場を変えて見ると、浮気相手だって、いつまでも騙されるのは嫌でしょう。
そうしたら、「騙し続けて・・・・」なんて思っている妻と、「騙しは裏切りだ」と迫る人にはもう言い訳はできなくなり、夫はそちらを取るという事だってあるのです。
浮気が本気に変わるメカニズムです。
これが浮気による離婚への道筋です。

では、今日はここまで。

まとめ
浮気を止めさせる為のセオリー
金言にして下さい
「許す」は「許さない」の裏返し

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