コラム

 公開日: 2017-09-30 

駆け引きは損をする。

人は真っ向勝負だけでいいのか?というと、答えは「ノー」です。
時には、駆け引きをして、相手の本音を引き出す事も必要です。
ご主人の浮気に対しても腹が立つからと言って、怒りに任せて発言すると
それは真っ向勝負かもしれませんが、いい結果が出るとは思いません。
時には怒りを懐に忍ばせて、夫が嘘を付かないように、答え引き出すというような
高度なテクニックを要するときに、むしろ妻の本音は顔を出さない方がいいのです。
何故なら、本当は怒っているから。
また、もうひとつのタイプは夫の浮気で精根尽き果てているかどちらかです。
前者は、先ほども書いた、怒りや罵倒や、昨日書いたペナルティーを与えるという事しか
出来なくなるからです。
ただ後者の夫の浮気で、もう、悲しみのどん底にいる妻の場合は、夫に対して
「お願いこれ以上浮気で、私を苦しめないで」と懇願しようものなら、夫から
「だったら、今後、二度と俺のことを詮索するな」と妻の方に釘を刺されてしまうのです。
つまり、浮気をした人間から、浮気をしなかった人間に、二度と疑うなと言う忠誠心を約束させられ
尚且つ、夫の事を信用せず、かぎ回ったりすると、「離婚をするからな!」と妻に離婚宣言を突きつけるのです。
これではどっちが悪いことをしたか、わからなくなります。
当方に相談に来られるのは、たいがい、こういう段階に入った方ばかりで、
上から目線で夫にペナルティを与える派か、夫にひれ伏す派かの、どちらかになります。
私に言わせると、どちらも極端すぎると言えます。
では このペナルティを与える派を、A派として、夫に絶対服従を誓わされる派をB派とします。
でも、実はそのA派は 駆け引きをするタイプの妻です。
おまけに困ったことに、駆け引きをしているつもりはない無意識か、自覚があるか、どちらにしろ、結果的にペナルティーを与えるタイプの心の奥には、自分がリードしていると考えているタイプです。
この場合の妻は、夫が妻のリードに従って付いて来てくれているうちはいいのですが、
優柔不断な浮気夫は、浮気相手の方にリーダーシップを求めてしまうのです。
ここで妻が、あれこれ作戦を立て、「○○したら離婚よ」とペナルティーをちらつかせながら、罰則を告げたとしても、ご主人にとっては、その罰則は、離婚と言うメリットになってしまうのです。
何なら浮気相手には「妻と離婚をする」という朗報を与えることになり、夫婦の離婚はより具体的になり
浮気する二人の距離はぐっと近づいてしまうのです。
妻は単なる脅かしのつもりで、無意識に「駆け引きという賭け」に出ている事を気づいてないのです。
でも、こういう場合は、夫は妻の駆け引きを本当は気づいています。
気づいていながら、妻の駆け引きに乗っかる訳です。
妻から駆け引きされている事を上手く利用するのです。
私が相談者に感じるのは、ある意味 妻は「自信家」だという事です
駆け引きするという事は、負ける気がしてないという事です。
これは無意識の自信です。
こうして当方に相談するという事は、妻は皆、自分の事を、困りあぐねて、路頭に迷っているという風に
考えています。
でも、困って、弱っているから、「弱者」ではないのです。
そもそも本当の弱者は、駆け引きは出来ません。
そういう意味で、駆け引きを出来る人は、相手より、上の立ち位置に立ってしまっているという事を気づいてほしいのです。
その上で・・・・その上で、ですよ。
大事な話は。
先ほども書きましたが、上に立つから勝負に勝つとは限らないのです。
上から下を見下ろすと、本当の弱者(優柔不断な夫)は その勝負から降りるのです。
つまり、戦わず、その土俵から降りるのです。
それが、妻にとっての痛手になるとは、妻も知りませんし、夫はそこで勝負しようとは思わないのです。
これが夫の作戦、「負けるが勝ち」なのです。
つまり戦わずして勝つ・・・これすなわち、「不戦勝」です。
ご主人をコントロールしようとして、離婚という駆け引きを言い、夫が反省し、浮気を止めるとだろうと
妻が勝負に出ても、夫はそこでの勝ち負けよりも、もっと別世界に行こうとしているのです。
そんな風に違う新天地に逃げようとしている夫に「離婚」という逃げ場所を与えてしまうことになる事に気づかないでいる・・・・・それがある意味、妻のおごりになっています。
もちろん、夫の浮気にもがき苦しみ、何が一番いいのか?解らないから、このコラムをお読みになっています。
そして、改めて言います。
一番悪いのは浮気をするご主人です。
真面目に生きてきた妻が悪いとは言っていません。
でも、妻も、「脅かし」という駆け引きしか出来なかったとしたら、それは「方法が悪い」
しかも、その取った方法は、夫にすれば、比較が出来るのです。
何と?
はい、浮気相手と、です。
浮気相手に癒しを求めたとしたら、それは脅かしだけでは、効果がありません。
問題によっては、脅かしも時には有効です。
でも、それしかないのは間違いです。
今日は、ちょっと具体的ではないかもしれませんが、妻の気づいていない「圧力」は本当の圧力になってないと言うことに気づいて欲しいのです。
でも、それを気づく為には、「自信」が邪魔をします。
逆に言えば、それに気づけないのは、自信がある自分だからです。
貴女が自信も尊厳も失いヘロヘロになれとは言いません。
でも、自分の本当の「愚かな駆け引き」に気がつかないと損をするだけです。
では、今日はここまで。

まとめ
小心者と臆病者
浮気を止めさせる為のセオリー
「許す」は「許さない」の裏返し

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