コラム

 公開日: 2017-10-10 

正しさの押し売りは我儘と紙一重

前回は夫婦の駆け引きについて書きました。
貴女はまっすぐに生きて行きたいと望み、夫の裏切りを許せなくて、苦しんでいたはずです。
そしてほうぼうに相談をし、電話もいっぱいかけて、どこにどう電話したかも覚えてない事もあるでしょう。
しかし、色んな相談所が貴女に対して効果のある答えばかりじゃなかったはずです。
貴女は、意に添わない回答を言ったところには、時にはがっかりしたはずです。
当方にも問い合わせという事で、とても沢山のメールを送って来られる方がいます。
または15分の無料相談の際に、ちょっとでも何かアドバイスを頂けませんか?という事で
問い合わせて来られますが、少しだけお聞きしたら、とても根が深そうな問題だと感じる事があります。
その時には、やはり有料相談に切り替えて頂いて、じっくりお話をお聞かせ願いたいと、言うと
営業モードに聞こえるのか途端に、ふくれる方もいます。
中には、攻撃的な言葉を発せられる方もいます。
これでは、質問して、回答するという関係ではなくなります。
実は 私がお断りする人には「何でも喧嘩腰」という相談者の姿勢を気づいてほしいな~と思いつつ、
「今の事象だけに対しての答えは出来ません」と申し上げます。
こうなると、対立関係のように取られてしまい、電話口では、「じゃ、もう何をしても私たち夫婦は無理なんですか?」とか怒り心頭です。
いやいやいや・・・そんな拗ねたような事を言ったら、これまではご主人がご機嫌を取ってきてくれたかもしれませんが、そのご主人がもう匙を投げたのです。
ですから、今度はこのカウンセラーに噛みついて、また「よしよし」言って欲しいという甘えも見えます。
でもね、ここなんです、気づいてほしいのは。
誰かがご機嫌を取ってくれている内はいいのですが、相手がご機嫌を取らなくなったからと言って何にでも噛みついてはいけません。
やるせない気持ちは分かりますが、本当の問題は、「夫が何をした、妻が何をした」ということではなく、夫婦という関係づくりに失敗したという事です。
それで夫が愛想を尽かしたけれど、喧嘩を好まない夫が、妻の相手をしなくなったという事に尽きます。
何でも、誰にでも噛みついていてはいけません。
私はカウンセラーという立場で、あなた方の悩みを解決するお仕事です。
でも、そのカウンセラー自身も貴女がリードしようとして失敗したなら、それはもう自分のわがままに気づかないといけないのです。
もちろん、貴女は困りあぐねて、当方にお電話をしてきてくださった事は分かります。
だからと言って、困っている人物=弱者という事ではないのです。
逆に貴女が、リードしたがり、あなたが「自分が正しい」という姿勢で行くと、相手は逃げ出します。
ご主人だって、ちょっと浮気をして反省はしているでしょうけれど、貴女があまりにも「自分が正しい」という姿勢で攻撃すると、正しくないご主人は尻尾まいて逃げるしかなくなるのです。
つまり、夫に対しては貴女は「脅威の存在」になってしまうのです。
何を言っても、夫に対して「浮気しないって約束したよね~?」
という、怒りモードで行くと、ご主人は申し開きが出来なくなり、黙ってしまうのです。
この妻の「私が正しい」という姿勢は、夫からしたら「夫のあなたは間違っている」という
正しいか、間違いかの立ち位置になってしまいます。
そして「今度約束をやぶったら、どうなるか、分かっているわね?」という、今度は【罰】の話になってしまうのです。
つまり、あなたとこれから夫婦の関係を続けていくのは、「ペナルティー」を課せられるという償いの日になってしまうのです。
当然貴女の気持ちの中で、償って貰いたいということはあるでしょう。
でも、償いって本当に反省した者がすることであって、ペナルティーとなっている段階でそれは「処罰です」
それでも、貴女の本心は「夫婦仲良くしたい」という事ですから、ご主人からしたら「嘘~っ?」となります。
つまり罰も与えながら夫を愛しています、と言っても、夫もピンとこないでしょうね。
そして処罰という処分を食らわす妻は、やはり刑務所の看守のような存在ですから、フレンドリーな関係ではいられるはずがないのです。
ここの本音を妻は隠して、夫にには厳しい言葉を吐き。「でも夫の本音が知りたい」って言っても、
もう、支離滅裂。
何故なら、妻である貴女が本音を隠して、夫に厳しく当たる事しかしてないのですから。
では、これはどういう事でしょうか、ちょっと考えてみました。
これまでも、何度となく書いてきましたが、誰が一番悪いかと言えば、浮気をした夫が一番悪い。
でもその次に、妻も悪い。
だから浮気を許しなさいと言っているのではありません。
しかし妻は、人間関係を作るのが下手です。
夫が妻に対して心を開かなくなったのは、妻自身が人間関係作りが苦手という事が多々見受けられます。
妻自身が自分や、夫の親との付き合いが上手く行ってなかったり、働いても職場の人ともぶつかったりで、人との関係が保てない人がいます。
この場合、妻が最後の味方に付けようとしている相手、それが夫なのです。
だけど、夫だってそんなに、良い人ばかりを演じていられませんので、妻にも愛想を尽かすという事で妻から離れようとしてしまいます。
それが結果的に、浮気という「妻離れ」を引き起こしてしまいます。
だから、妻の相談で多いのは「夫が浮気をしないと約束しないと約束したのに、夫婦が仲良くなれない」という事です。
妻の悩みは夫の浮気であっても、夫の悩みはもう少し前から始まっているのかもしれません。
鶏が先か卵が先か、ですが、夫の浮気は最後の結果であり、それが原因ではないのです。
そこで冒頭の15分の無料相談の事に戻りますが、妻が告げるのは今の事象の事だけなのです。
メールに相談の中身を書いて下さってもそこには「今起きている事」しか書いておらず、「これまでがどうだったか?」という事が、私には分かりません。
そこで「15分の時間ではお答えをする事は不可能です」と言えば、中にはお気を悪くされる方もいます。
相談の申し込みの際に、過去の事を遡ってすべて告げるのは難しいし、本人の自覚のない事もあります。
そういう事で、「有料相談ではありますが、じっくりお話をお聞きしたい」と言うと、「簡単に答えられる範囲で構いませんから」と食い下がられますが、そういう方の問題こそ、簡単に答えられる範囲を超えています。
つまり、一言でいうと、経済的に困っているのかどうか分かりませんが、無料相談の中でしか、答えはいらないという事なのでしょうけれど、そういう人に限って、ちょっと教えて下さい、とメールを何度も送って来られます。
最初は出来る範囲でお答えするのですが、これ以上は難しいとお返事すると、ぷつっと連絡が途切れます。
嘘でも、「最後はありがとうございました」という言葉で締めくくろうよ、と思います。
こんな風に、問い合わせも、相談申し込みも割と急ぎ目に送ってくる時は、もう自分のペースで
一杯メールを送って来ますが、限界を告げると、急に返信が途切れ、返事もありません。
申し込の際には恐らく、必死だったのでしょうけれど、ちょっと、のど元を過ぎたら気が済むのか
申し込をした事すら忘れ、ほったらかしになります。
そういう所を実は 私もその人の人物像にもなると思っています。
よく、男性が妻に対して言う言葉。
「結局俺の給料しか欲しくないんだな」という「ATM夫」発言です。
妻が利用したいときには、猫なで声でも、利用価値としては「給料だけか」とひねくれた発言を夫もしがちになります。
これは夫との関係が悪くなった時に、離婚を避けたい理由を「夫の収入」という事を感じさせてしまうので、夫もこんな嫌味を言いだす訳です。
当然、子供もいたら、生活が一番ですから、夫の給料をあてにするのは当たり前ですが、それを感じさせてしまう妻の攻撃は夫だって、家族の為に我慢しようとはならないのです。
ここの基本に何があるかというと・・・・
やはり妻の人間関係を保つ為に、「ルール」が中心になり、ルールを破った夫はペナルティーを負うという事でしか、夫婦の関係を持続出来ないと考えている妻のタイプがあります。
妻は「私は正しい」・・・「私がバイブルだ」になってしまっています。
とても多い相談で、「夫が風俗通いを止めないから、取り締まったら、夫婦の関係が悪化した、どうしたらいいか」と問われます。
私も独身に戻ってから、男の飲み友達と杯を交わすうちに、男性の気持ちも良く分かるようになってきました。もう私自身、おっさんなのか。おばはんなのか、分からなくなってきました。
夫の風俗通いは、気持ちがよくない事は分かりますよ。嫌悪感も分かるし、お金ももったいないですよ。
でもね、夫婦円満な中では風俗には、嵌りません。
たまに、何かの拍子で、そういう所に行っても、通いはしません。
少ないお小遣いで、そういう所に通うのは、余程、そういう所が好きなのか、妻とスキンシップが出来ないからです。
妻との間に、そういう事が満ち足りていたら、男性も本当はそういうお金を出して・・・・という所には行きたくないのです。
それでも行ってしまう、その理由。
そこにこそ、夫婦の溝があるのに、風俗に行ったことのみを、鬼の首を取ったように罰する方法を聞いて来てもだめですよ。
夫が、何故、そこに気づかないのか?
妻が嫌がる風俗に何を求めて行ったのか?
それくらいを聞いてあげる余裕は欲しいな。
私などは、最近はこの男性の嘆きを聞くことが沢山あります。
妻が夫に背中を向けている家庭だってあるのです。
住宅事情や、子供の受験などで、家で、そういう事を出来ないから、夫は欲求不満になっている人もいます。
それを、風俗はダメという、話だけになると夫の、その欲求は、逆にどうしたらいいのでしょう?
そこには 奥の深い問題があります。
妻のセックスに対する価値観が夫とは違うのです。
本当に調整しないといけないのは その二人の溝をどうして埋めたらいいかという事が大事です。
しかし、その前に、もっと問題なのは妻の人間関係作りが未熟という事もあるのです。
人間関係の最たるもの・・・それは夫婦です。
よくよく、聞くと夫とは 結婚以来セックスレスだと言う方もいます。
これって、風俗より、そっちの方が問題じゃん、と思ってしまいます。
でも、そこに気づかない貴女。
夫の断罪方法を聞きたくて、村越に電話をし、「たった15分で良いから、簡単に答えて欲しい」という願いを却下されたと憤慨された貴女。
裸の王様は家来を従えている内は、自分がコントロールを出来ていると思っていても、そのうち家来は裸の王様のいう事を聞かなくなり王様を守ろうとはしなくなります。
つまり貴女が下に見ていた家来さえも愛想を尽かして やがてその隊から離れ、家来は城を後にします。
貴女が一番偉いと思うのはいいけれど、一番偉いというのは人から思われてこそで、自分で豪語する事ではありません。
貴女が裸の王様になっている事を私は気づいてほしいのです。
だから、妻からの相談申し込みをお断りしている時もあります。
私は常々、話し合ってはいけませんと書いていますが、最初は誰しも話し合いはします。
でも、その話し合いが、人間関係作りが下手な貴女がすると、どうしても夫に断罪する事しな出来ない事を知っているから、「いつまで話し合いをするの?」という嫌味を言いたいです。
そんな中、「夫の浮気を知りました→探偵を雇って証拠を撮りました→夫に付きつけました→夫が浮気相手と別れると言いました→でも、夫とは冷たい関係のままです」こんな風な相談を受けて、つくづく思うのです。
こうして夫に事実を突き付けて、後はどうなるか?自分でも計画はあったでしょ?と思います。
これは、ネットで書かれてある「証拠をつかんで・・・・」という事を読み、そのあと話し合いでもしようと考えたのだと思いますが、上手く行かなかったのだと思います。
でもね・・・・
私は最初から話し合い路線では、上手く行かないよ、と。
だから、一度は話し合いをしてみて、ダメならすぐに相談に来てほしいのです。
しかし、「証拠をつかんで」という妻の場合は、自分で見つけて、自分で断罪したい人なのです。
つまり、強さでしか、相手を縛れない人なのです。
その強さだけで話し合いをしようとするから失敗するのです。
そして失敗したから、当方に相談に来られますが、自分でぐちゃぐちゃに失敗して、修復不可能にしてから、私の所に来ても、もう回復の可能性を限りなく失っています。
そうして、失ってからだから、余計に余裕がなくなって、少しでも答えが欲しいと電話をかけまくっているから、いちいち有料相談に行っている暇も余裕もない、というのが、何とか15分の…という子tになります。
こんな事では解決なんて出来っこない。
これを私が言った途端に、牙をむいてこられます。
これが、夫婦の中でも表れているという事を知るいい機会なのに、それに気づきません。
そういう風に自分の性格の特徴に気づかない妻は、口では反省をしていると言っても、本当は人の意見を聞きません。
私が話し合ってはいけませんと書いてあって、それを読んでも、話しあいをしてしまうのです。
つまりこれは話し合いがしたいのではなく、夫や夫の浮気相手に一言、言わないと気が済まない方なのです。
だから、あれだけ、話ってはいけないと、読んでも、自分で動いてしまう人なのです。
これでは、その後、私が対策をアドバイスしても、おそらく、自分の気持ちを止められない人です。
だから、私は、15分の相談の中でも、実は相談者の性格を読み取って、この人に、この先アドバイスをしても受け入れてくれる人か、どうかを、オーディションしているのです。
当然、いつも唱えているのは夫の浮気は、早期発見、早期治療に尽きると言っています。
そして話をしても、それは問題を悪化させるだけだとコラムに書いています。
問題が発覚した時に、相談に来てもらうならまだしも、トコトン話し合いをして、探偵を使い、証拠を突きつけ、上手く行かなかったという段階で、相談を持ちかけられても、なすすべがない。
それプラス、貴女は人の話を聞かない人だから・・・・そしてそれに気づかない限り、夫婦として夫が妻の元に戻ろうとはしないから、夫婦の修復は不可能、という事に繋がって行くのです。
だから、私も、解決の可能性があるかないかを、判断するのに、お電話口で、もう拗ねたり、喧嘩腰の相談者とでは、私とも人間関係が結べません。
相談者も色んな所にお電話を掛け、自分に合ったカウンセラーや答えを探しているでしょう。
でも、それは私も同じ。
短い間のやり取りでも、私の声が届く人かどうか、測っています(嫌な人間でしょ?すいません)
そして、相談を申し込んで来ても、相談が成立しなくても、腹も立っても、
最後は、お互いに挨拶をして、締めくくりましょう。それが大人としての礼儀です。
ご主人も、貴女が腹を立てたら、急に粗野になる事に、失望しているのかもしれません。
腹が立つからと言って、何をしても、何を言っても良いとは限りません。
怒りにまかせて、興奮してたからと言って、ご主人の尊厳を失わさせることまでは言ってはいけません。
何故なら、貴女が一番正しいのではないのですから。
こういう問題に気づくため相談者として、カウンセラーとも、手をつなぐ事が出来る人は素敵な人だと思います。私はそういう人の力になりたい。
あまりにも自分本位な人の相談にはぐったりしますから。
では、今日はここまで。

まとめ
小心者と臆病者
浮気を止めさせる為のセオリー
「許す」は「許さない」の裏返し

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