コラム

 公開日: 2018-01-09 

セックス苦手論(妻編)

私の所に寄せられる相談は、夫の不倫を嘆く人ばかりです。

お話を聞くと、その内容は、似たり寄ったり。
しかし、その起因する原因は、人それぞれというか、夫婦それぞれです。

不倫や浮気と呼び名はそれぞれでも、例えその形跡がくっきりしていても、その原因は、さまざまです。
つまり、浮気や不倫は結果であって、悩みの原因ではありません。
浮気や不倫が始まるにはそれなりに理由があるのです。

夫婦のコミュニケーションが合わないと言う方もします。
夫婦の価値観が違い過ぎると言う場合もあります。
中には嫁として、夫として結婚不適格者という人たちの場合は、子供が気の毒です。

色んな原因はあれども、ここ最近、とみに多く感じるのは、セックスの価値観です。
夫婦で この価値観が違い過ぎると、これも上手く行かないし、何よりも浮気の原因になります。
いわゆる昔から言われた「性の不一致」という奴です。

こればっかりは 私は個人の感覚の問題ですから、手を付けずに来たのですが、あまりにもこの問題が根底にあると気づき、もう目を背けていけなくなったと言うのが実はの話です。

特にもっとも問題に思うのは 妻側のセックスに対する苦手感です。
苦手感が高じてしまうと、次は嫌悪感になります。
特に夫が 浮気を始めると、夫に対して嫌悪感を感じてしまうので、夫婦の問題を解決したくても、夫と修復の糸口を失くしてしまうのです。

夫を浮気相手の女性から取り戻したいと感じながら、その浮気相手に敗北感を感じてしまい、益々夫とはセックスをする事がイメージできなくなります。

でも、実は この「イメージ」という言葉が、かなりの鍵になっている事を、妻はまだ知らないのです。

そもそも、セックスに何故苦手意識を持ってしまったのか?
夫は妻に対して、セックスが下手と思っているのではないか?と不安になり、それから段々出来なくなったという女性もいます。
又は 妻が元々セックスに苦手意識があり、子供を授かった途端に、セックスから離れてしまい、子供が手を離れても、ずーっと夫とセックスをしていないという人もいます。

私は何故、そういう風になってしまったの?と質問すると、「夫は淡白で、そういうのはなくても平気な人かな?と思って・・・」と言われます。

もちろん、確かに淡白な男性も少なくありません。
しかし 本当に淡白な人は、肉体関係を持つ浮気なんてしません。
浮気をしている段階で、それはもう「オス」なのです。

つまり妻が言う夫が淡白と言うのはイメージなのです。
特に、妻がセックスに対して苦手意識があると、夫がオスであることは都合が悪いのです。

だから、夫に対して、「この人はセックスをあまり必要としない人なのだ」というイメージを自分に言い聞かせるようになります。

また、夫からも妻である自分をメスとして求められてないと思い込んでしまいます。
これも自分勝手なイメージです。

つまり自分の苦手意識を、夫も求めてないし、自分も必要としていないと、勝手に決めつけてしまい、
セックスをしない事を、問題視しなくなります。
これこそが、セックスの無視と言えるのですが、何故か世間ではセックスレスと呼びます。

セックスレスは、最後に起きた結果であり、それには原因があります。
むしろセックスレスを問題視するなら、その原因を探る必要があるのに、妻はそれを単なる「子供が出来ない」という問題に置き換えます。
そして夫に相談するのではなく、不妊治療というドクターのお世話になるのです。

それで、セックスに協力的ではない夫に対して、ドクター命令という事で、セックスをする日を夫に指令を出すのです。

本当に病理的な理由で不妊治療をされている方には、お詫び申し上げます。
このコラムはスルーして下さい。

もちろん、何も話もせず、ドクターの所にいきなり行ったとは思いません。
何度か、話し合いを重ね、その結果、壁に撃ち砕かれ、ドクターにすがったのだと思います。

でも、ここが本当は問題だと私が感じる事があります。

それは夫と、子作りの事を話し合う時に、どこか妻は自分の苦手意識を悟られまいと、逆に夫に強気で詰め寄ってしまう事が、問題をこじらせます。
つまり、夫に対して、普段の不満を話題の頭に置いてから話し始めるものだから、夫も妻に対して抵抗感しか生まれません。
叱るとか怒るとか、ではなくても「夫は子供を作る事に協力的ではない」という、半ば、怒った感情で話し合いをするから、
夫に対して、「真剣じゃない」というレッテルを貼った上での話しを持ち出すから、夫も抵抗感しか生まれません。

ここには、何故、夫と妻との間に、セックスが減っていったか?
本当の問題に手を入れていません。

もちろん夫が「仕事が多忙で、疲れている」と拒否した事もあったかもしれません。
でも、本当にそうなのか?
もし本当に疲れが原因であれば、別にセックスはしなくても、同じ寝室で、同じお布団で、妻が夫の疲労を
気づいてあげられたはずですから、セックスだけの問題ではなく、健康を気遣ってあげられたはず。

それが、布団も別で、何なら寝室も別であれば、それが文字どうり夫婦の心の距離かもしれません。
夫が「疲れている」と言う言葉を、嘘とは言いません。
でも、額面どうりにその言葉を鵜呑みにするのではなく、疲れているという言葉の奥に、声にならない
声を一度は考えてみてほしいのです。
それが本当の話し合いです。
そこの本質を感じることなく、医療の門を叩くのは、たいてい妻の方です。
あまり夫が積極的に、不妊治療を受けるという話は多くはないと思います。
夫婦の問題の本質が見えなくなって、それじゃ、らちが明かないと、しびれをきらし
クリニックに相談するのは妻の方なのです。
つまり夫婦の話し合いが物別れになり、後はドクターに頼るのですが、この中身は
「うちの夫に先生からも一言いってやって」という目的もあり、このドクターに頼るという事ですが、ここが安易すぎるのです。
本当は、もっともっと夫と話をして、そして妻は妻で自分の苦手意識も正直に話す。
要は腹を割って話をするという事をせず、子供を授かるという行為すら、カリキュラムに乗せてしまうという事になり、
不妊の本当の原因が、病理的な問題であれば夫も、妻に協力的にはなりますが、夫は実は乗り気じゃありません。
実は男性というオスは、自然な流れでの妊娠が一番いいと考えているのです。
但し、物理的にセックスの回数が減ると、妊娠のチャンスも少なくなるという事を夫も実は自覚しているのです。
だから、夫は、本当の原因はこのセックスが減って行ったことに、本当の理由を自覚しているので、医療の手を借りることに
積極的にはなれません。

妻は話し合いが大好きです。
ならば好きこそ物の上手なれで、夫が思う「本当の理由」ぐらいにまで、夫婦が心を開ける話し合いをしなくてはいけなにのに、ここで医療にバトンタッチをするのは、違うのではないか?と、私は考えるのです。

妻は自分で、夫と詰めないといけないところ、何故これを人任せにしてしまうのでしょうか?
夫も本当は妻と、心身ともに一緒になる事を望んでいることを、分かってあげてほしいのですが、
本当の理由は「それが出来ない」というところに原因があります。

こうなると、夫は自分の気持ちを置いてけぼりになったような気持ちになり、妻とセックスを命じられた日に、わざとお酒を飲んで帰ったりしてストライキをします。

ここに妻は怒り、「私がこんなに真剣なのに」と不満をぶつけます。
夫にすれば、不妊治療に目くじらを立てる前に、もっと自分たちはするべきことがあったのではないかという言葉を飲み込み、ふてくされます。

何で、妻とのセックスが、あまりうまく行かないのだろうという疑問は残ります。
ただ、その疑問は解明されないまま、何となくセックスの回数も減り、とどのつまり子供を授かる年齢制限を感じ不妊治療クリニックの門を叩きますが、本当に、ドクターの指導を受けてする問題なのだろうか、という事です。

この何となく妻とのセックスの回数が減って行ったのは、妻のセックスに対する苦手感や、義務的な考え方が、とても災いしているのではないでしょうか?

何歳になるまで、お金を貯めて、何歳になるまでに家を買って・・・・仕事もそれまでに責任を持ってこなして、全てが整った時に、妊娠出来たら・・・・そんな計算どうりに人生が進めば申し分ないのですが、
このように、計画的な人は、人生設計がきちんと出来ているようで、実は それを「上手くこなす術」を
持ち合わせていません。
何なら、家事が苦手だったりしますが、妻も共働きの場合、家事と仕事の両立でテンパってしまいます。
そうなると、夫にも家事分担をお願いしたりまではいいのですが 夫がそれを出来ない場合は、妻は怒ります。
家庭という形を維持していく為に、家族の心に目をやれなくなるという現象が起きます。
夫婦になったからには、夫と妻という役割を科せ、家庭を持ったからには、家庭という家を維持していく。
その役割分担を夫も妻同様に担うべきと考えるのは、きっちりした者どうしの夫婦にはいいのですが、
色んな事をアバウトに考えている夫には息が詰まるのです。

そんな中、家庭を維持する役割分担でしか、夫婦のチームワークを実証できなくなり、心の繋がりは置いてけぼりになりますが、気づいた時にはセックスもなくなっています。

セックスが何故苦手なのか?これは妻の性格や育った環境にも寄るのですが、それ以上に夫に対して本音が言えない意地っ張りな気性に気づいてほしいのです。

時々、セックスが下手で、夫に尽くせないという妻がいますが、そんな事を恥じる必要はありません。
むしろ、それは可愛い事で その悩みを正直に告げる方が、ずっと夫からは愛されます。
それなのに、上手でないといけないと思っている事が、そもそも間違いなのです。

日本人は、夫婦でオープンなセックスの会話は苦手です。
誰だって、苦手な物はあるので、貴女のご主人は、それを知った上で結婚したはずですから、急にそんなもの上手になったら、おかしいでしょう。
それなら、夫婦でして、悩みを共有して、共に上手になればいいのです。
あなたと結婚した夫は、あなたにはプロのお商売女性のような事は求めていませんよ。

でも貴女が苦手意識に気づいた時に、それを隠すかのごとく、貴女の方がご主人に何かと偉そうに言ってしまうのが 問題なのです。
その上で、もっと問題なのは、やっぱり、あなたが何故 セックスが苦手か?という事なのです。
苦手を非難するつもりはありませんが、男性にとっては、命の次に大事なセックスを貴女の苦手意識で
無視してはいけません。
まして、それを上から目線で偉そうに夫に家事分担や、子作り作業でしか協力体制を取れないなんて
悲しすぎます。
この不妊治療を夫婦を継続させる事に利用しては生まれてくる子供が可愛そうすぎます。
セックスが夫婦には一番大事だとはいいません。
でも少なくともセックスぐらいはしてない中で、心だけ繋がれば・・・なんて無茶を言ってはいけません。
夫というオスは、セックスくらいさせてくれるメスを愛してくれるものです。
上半身にはハートがあります。
下半身は人格がないようで、これは意外と夫の人格を表すものでもあります。
男性には下半身の問題は死活問題なのです。
それなのに心のつながりを大事にしたいと口先で言う妻は、如何なものか?
今日はある一部の人にしか通じない話だったかもしれませんが、お読み頂き不快な気持ちになられた方にはお詫びいたします。
ましてや、高額な医療費を支払い、何度も不妊治療をされているご夫婦には、失礼な話題だったと思います。お許し下さい。

では、今日はここまで。

まとめ
[[夫婦修復の大前提と根幹http://mbp-osaka.com/fu-fu-all-ok/column/31334/]]
小心者と臆病者
浮気を止めさせる為のセオリー

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