コラム

 公開日: 2018-01-10 

セックス苦手論(夫編)

私の所に寄せられる相談の中に、ごくわずかですが夫の方が妻とのセックスを苦手とする人がいます。
男性がここまで正直に、告げる方は少なく、相談の殆どが、妻に寄るもので分かるように、夫が浮気をして他の女性と何とか別れさせたいというのが、多くを占めます。

でも、夫の方が妻とセックスが出来ないと悩む場合は、EDとか、虚弱という意味ではなく、やはりそこは「メンタル」の部分が大きいように思えます。

何故なら、浮気相手とは、そういう事は出来るのに妻とは出来ないというのは病理的なEDとは違うということです。

これは妻にとってはとても残酷な問題ですが、大事な事は、その問題を夫婦が共有できているか?なのです。

夫婦も、長年暮らしていたら、若い頃のような事はありません。
男と女という若さも通り過ぎ、子育ても終わり、夫婦として一時代を終えると、別のつながりも生まれてきます。
その時にもセックスが必要とは言いません。
でも、中には若いのに、まだ新婚なのに、何故かセックスがないという事は、ある種問題があります。

私はこの仕事をする前に、聞いたことがあります。
「夫婦にはセックスが第一なのだ」と。
私はこの事にとても、腑に落ちない、不満を感じていました。
会話もある元夫とは友達夫婦の感覚でいたので、セックスの重要性を感じていなかったのです。
何故なら、そういう私自身も、ボーイッシュで照れ屋でしたが、女性としての魅力はなくても夫婦として楽しく話す事が出来ている為、セックスがなくても不自由がなかったのです。

でも、それは私側から、勝手な理屈で、男性にはそれが不可欠であることに気づいていなかっただけです。
夫婦はセックスだけじゃない・・・・・といくら言い訳しても、
セックスすら、ないと言うのが問題なのです。
男性にとっては不自由であった事は違いがなく、妻の私は何も都合悪くなかったのです。

この違いに、気が付いたのは、この仕事をしだしてから、なのです。

如何に夫婦には、スキンシップも含め、そういうセックスが必要なのか?
年を取ってからなら、セックスの卒業もあるでしょうけれど、若い頃に、セックスが重要じゃないと言ってしまうのは、妻側からの屁理屈であると感じるのです。
まして、子供を欲するかどうかは、夫婦の問題でも、普通に子供を望んでいるのにセックスがないなら、
物理的に授かるはずがない。
だから結婚して10年経たない夫婦がすでにセックスレスなら、ここに少し耳を傾けて欲しいのです。

さ、では話を元に戻します。

男性も確かに精力的な人もいますが、中には、草食男子のように、やや淡白な男性もいます。
個人差はあるので、すべてひっくるめて、とは言いませんが、今日は交際中には普通にセックスがあってその後、結婚したら、激減したという場合の話をします。

その場合は、たいていセックスそのものに不満があるのではなく、結婚後の夫婦の在り方が影響している事が殆どです。

人は結婚前には、良い面だけを見せますので多少を無理をしています。
でも、結婚して、化けの皮とはいいませんが、彼女から妻に変わった途端に、何かがコロッと変わってしまう事があります。

つまり結婚生活が、夫婦にとって、ベストな夫婦関係を目指す時期に、逆にセックスもなく冷え切ってしまうというのは、実はセックスの問題ではないという事なのです。

私の所に、妻側からセックスレスの相談も寄せられます。
でも、そのものズバリの問題ではなく、本当は、もう少し他の問題だという事になります。

今のようなメディアが色々なかった時代は、夫婦の離婚原因は、性格の不一致と言われていました。
しかしそれは表向きの理由であって、本当は「性格の不一致」ではなく、「性格の格抜き」と言われ
実は「性の不一致」だと言われていました。

性の不一致って、女性からするとピンと来ませんが、時々発展的な女性は、男性との相性をセックスで
推し量る人もいます。
でも、男性の多くは、口には出しませんが、セックスの相性というのはとても重要視しています。
むしろ、その相性が、結婚前から合わないと分かっていたら、結婚すらしなかった可能性だってあるのです。
でも、結婚って、やはりそれだけではなく色んな事が組み合わさって結婚を決めるのですが、何よりもやはり愛情があるから結婚をするのであって、基本は愛し合って結婚をしていると思います。

しかし、月日が経ち、結婚したものの、何か喧嘩が絶えなかったり、夫婦として育って行かない何かがあると、結婚生活は破たんの一途をたどるのです。

結婚して、間もない夫婦が上手く行かなくなる理由は 夫と妻では、全然違うと感じる事があります。
妻は、どこかしら、結婚をした途端に夫をコントロールしようとします。
それに反し、夫は自分の立ち位置を確立しようとするのに、どちらかというと妻がコントロールしがちなのでは、夫自身は、妻への抵抗感しか生まれません。

こうして、どんどん心が揃わなくなり、年齢だけが高くなり、夫婦のカスガイの為に子供を授かろうとすると、「セックスのない生活」という事に気づくのです。

では、何故、そういう事になるかというと、夫が妻を大切に思えなくなっているという事もあります。
夫婦の間には、何かとあります。
家事を協力してくれない夫には妻は腹を立てるでしょう。
仕事の帰りに、パチンコに寄り道する事も妻は気に食わないでしょう。
重傷な場合は、夫の借金がばれた場合もあるでしょう。
嫁姑問題もあり、夫が妻の味方をしてくれなかったのなら、それにも不満を貯めているでしょう。

つまり結婚した途端、妻は夫に対して怒っているのです。
この雰囲気は、夫に伝わります。
妻の背中には、「怒り」という文字が現れています。
これを感じた夫は妻に対してどう思うか?なのです。

私共に相談に来られる夫は、異口同音に「妻が怖い」と言われます。
怖い存在には、夜になったからと言って手出しをする気になりません。

夫も男性ですから、性的欲求は起きてくるわけです。
それを、プリプリ怒っている妻に、セックスを求める勇気はありません。

だから、妻を遠ざけて段々、妻と距離が空いてしまうのです。
たいていのセックスレスの理由は、こんなぐらいの単純な事です。

でも中には、本当に性の不一致の場合があります。
これは、本当に深刻です。
私共のようなカウンセリングで何とか出来るものではありません。

時々、相談されるのが、妻と性の相性が悪いと言われます。
でもね、そんな風に言うと、何かしら下半身の問題のように聞こえますが、実はそうではありません。

もし妻がセックスに対して未熟で有るのなら、それは夫にとっては別に問題ではありません。
むしろ妻がセックスに長けている方が夫にとれば腰が引けるでしょう。
でも、本当に問題なのは妻のご機嫌です。
妻がいつも怒っていてセックスすら出来ないとなると、取りつくシマがないという事です。

夫は自分の事が正しいとは思っていませんが、妻が夫に怒っているなら、その怒りが静まるまで待たないと、怖くて手出しが出来ないという事がセックスレスの入り口です。

そうこうしている内に妻は、家庭に寄り付かない夫に益々不満を溜め込み、夫が帰宅しても、笑顔で迎える事なんて出来なくなっています。
この悪循環が、尚更のセックスレスを呼びます。
だから、この負のスパイラルを妻が感じていないのなら夫婦の危険度は増徴するばかりです。
セックスレスだけの問題を取れば、医療の門をくぐればいいと思います。
でも、この根底に妻の怒った態度が問題であれば、ドクターでは何ともできません。
なので、セックスレスの奥底にある問題に気づかずに、その結果にだけ対処しても埒があかないのです。

そんな中で、もう一つ、深刻な問題があります。
本当の意味で妻があまりにもセックスを拒む人だと、夫も優しい人なら、そんな事を強要できません。
その事を踏まえながら、妻は セックスの必要性を感じずに、家庭を維持していく努力問題ばかりを
語気強く語る妻があるなら、夫は白けてしまいます。

つまり妻はセックスが苦手なら苦手で、正直に夫に言えばいいのです。
その上で夫婦で、考えて行けばいいのです。

要するに妻がセックスに関して苦手であっても、夫に話をする姿勢として、「ドクターの門を叩く」という事を、妻が最初から決めているという事です。
夫は何でも相談されるのが好きです。
でも逆に偉そうにされるのは好みません。
だから、セックスレスを夫婦の共有問題として捉える必要があります。
妻のあなただけが 孤軍奮闘する必要はありません。
しかし、本当の問題は そのセックスもないのでは夫婦がこじれた時に、上手く紛らわせてくれる柔和剤(セックス)すらなければ、問題はイガイガするだけです。

そして、また別のケースは夫が妻とのセックスを面白くないと感じてケースです。
これは、中々、困難です。
普通はここまでは思わないものですが、やはりここを問題視する夫がいたとしたら、
実際、妻と夫のセックスの相性と言わざるを得ません。
この場合は、話し合いをしても本当の答えは見つかりません。
特に、夫が妻に不満を抱えているとしたら、尚更、妻には、口が裂けても言えません。

それが、優しいということかどうかは分かりませんが、本当のことほど言えないのです。
本当に口に出せない事までを聞く必要もないのです。
だから、妻として夫から言われた事には、耳を貸すべきです。
それが、もっと実家に一緒に帰って欲しい事とか、夫にダメ出しをするのも、もう少し優しくとか、何かとすぐに離婚と言わないで、とか、小遣いをすぐに減らすと言わないでとか・・・・・・

少なくとも、ご主人が声に出して言ったことには、聞く耳を持って下さい。
そこを無視して、夫婦が仲良くしたいなんて、無理ですから。
その上で、ご主人が貴女と性の不一致を感じていたら、一度はそれも聞いてみて下さい。
女性からそんなことを聞くのはとても恥ずかしい事ですが、そんな事を聞きもせずに
妻が偉そうに、夫をコントロールしようと思っているなら、それこそが問題です。

だから、恥を忍んで夫に、自分とのセックスに不満があるなら教えて・・・と聞いてみて下さい。
こういう事って、ご主人だって言葉で言える事ではないかもしれませんが、大事な事は妻が勇気を奮って夫に聞いたという事が大事なのです。これが本当の話し合いです。

私は多くの夫婦を見て来て思うのですが、離婚になった夫婦は、理由は一つではないという事です。
色んな理由が複合的に混ざり合って、解決不能と感じた時に人は離婚を決めます。
逆に言えるのは、もし離婚になるとしても理由はたった一つじゃないという事です。
だから、もし夫婦に性の不一致という原因があっても、それだけで離婚になることは考えにくい。
また 人体の構造上、下半身の構造は誰もあまり変わらないと産婦人科医に聞いた事があります。
下半身だけの相性というのは、本当にはないのです。
でも、その下半身の上には、上半身が乗っかっていて、その上半身には、ハートもあるし、一言多い口もついているので、その口が災いになり、むしろそういう問題があるのに、それに目も向けず、夫へ人格否定をしたりしたら、夫は嫌になっちゃいます。その内、他の女性を求めて浮気をし始めるという事から離婚になります。

と、いう事は、浮気は最終的な結果であり、それが原因ではないと言えるのです。
本当に性の不一致だけで離婚する夫婦はいません。

例え妻と性の不一致があるとしても、それを妻も問題として、夫婦一緒に成長して行きたいと言うのであれば、そんな可愛い事を言ってくれる妻を夫も手放しません。

たかが性の不一致。
されど性の不一致。

大事な事は問題を棚上げし、夫に偉そうに言う妻に夫は愛想を尽かしていくという事が夫婦の溝と言います。

それにしても、私もいい年して、こんなにセックス、セックスって書くのは恥ずかしいのですよ。
本当なら、机の上に麦焼酎のお湯割りくらいを用意して、書かないと恥ずかしいです。
でも、女だてらに素面で セックスセックスと連呼している私を褒めて下さい。
ここを理解してもらえると、うれしいな。
じゃ、今日はここまで。

まとめ
[[夫婦修復の大前提と根幹http://mbp-osaka.com/fu-fu-all-ok/column/31334/]]
小心者と臆病者
浮気を止めさせる為のセオリー

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