コラム

 公開日: 2014-06-23  最終更新日: 2014-10-31

ゴルフの「プレーファスト」は、段取り八分で決まる!

段取り八分

「段取り八分」とは、仕事でもよく使われる言葉で、仕事を進める上で、事前の準備がいかに重要かを表した言葉です。仕事の段取りをキッチリしておけば、その仕事は8割完了したも同然であるという意味でよく使われています。これは、ゴルフのプレーファストにも同じことが言えます。

プレーペースを遵守するためのゴルフマナー

まずは、ゴルフ規則第1章エチケットからプレーペースの項の一部を抜粋します。

◎ プレーのペース
プレーの準備
プレーヤーは自分たちのプレーする順番になったらすぐにもプレーできるようにしておくべきである。また、パッティンググリーン上やその近くからプレーするときは、プレーヤーはそのパッティンググリーンから次のティーへ移るときに早く行ける手近かな所にキャディーバッグやカートを置いておくようにするべきである。そして、そのホールのプレーが終わり次第、プレーヤーはすぐにパッティンググリーンを離れるべきである。

紛失球
球がウォーターハザードの外で紛失したかも知れない、またはアウトオブバウンズであるかも知れないと思った場合には、プレーヤーは、時間節約のため、暫定球をプレーするべきである。
球探しをしている組は、探している球がすぐには見つかりそうにないと思えて来たら、後続の組にプレーを続けて先に行くようすぐに合図するべきである(球を5分間探した上、そのあとでプレースルーの合図を出すようなことのないように)。後続の組を先に行かせたら、その組のプレーヤーたちがパスして行って球の届く範囲外に出るまで、プレーヤーはプレーしてはならない。


これを読んでいただいたらお分かりのように、事前の準備、段取り、万一の備えなどをあらかじめ考えて行動していくことがプレーファストには大切です。他のプレーヤーの行動や周囲全体を見渡し、今自分が何をすべきかを判断することができなければ適切な行動に移すことができません。
確かに経験値がものを言いますが、初心者だからといって出来ないことはありません。まずは、上記のゴルフマナーに書かれていることを確実に実践していき、スロープレーにならないように努めましょう。

段取りゴルフマナーの具体例

最後に、上記のマナーを具体例としてご紹介します。初心者ゴルファーの皆様は、ぜひ心掛けてください。

◆持ち物マナー
持ち物マナー
自分たちのプレーする順番になったらすぐにプレーできるようにしましょう。あらかじめ必要なものは準備しておくことがエチケットです。ボール、ティーペグ、ディボットスティック(ボールマーク修復具)、ボールマーカーはポケットか身に付けておくようにしましょう。ティーショットの打ち直しか暫定球を打つ場合でもすぐに打てるように、あらかじめボールは数個持っておくようにしましょう。

◆速やかにパッティンググリーンを空ける
グリーンは速やかに空ける
全員がホールアウトしたら、速やかにパッティンググリーンを空けましょう。スコアを数えたり、記入したりすることは、次のホールのティーインググラウンドで行いましょう。

◆パッティンググリーン付近では、ゴルフカートの停車位置を配慮する
カート停止位置
パッティンググリーンでは、全員がホールアウトすると、後ろの組が打つ準備に入ります。もしパッティンググリーンの手前にゴルフカートがあると、ゴルフカートまでの移動間に、後続組に打ち込まれる可能性が高くなり非常に危険です。パットの前に、グリーンの奥や次のティーインググラウンド近くにゴルフカートを進めて停車しておくように心掛けましょう。

◆「残っていて欲しいけれど」と思った時には迷わず暫定球
球探し
ショットがOBかもしれない場合や、林の中へボールを打ちこんでしまって見つからない可能性があるような場合は、迷わず暫定球を打つようにしましょう。暫定球を打たずにボールが見つからないとなると、どうしてもボール探しに時間をかけ過ぎてしまうものです。規則上、ボール探しに許されてる時間は「5分以内」です。5分間を超えると「紛失球」となり、暫定球を打っていない場合、紛失したボールを最後にプレーしたできる限り近い位置まで戻り、1打の罰のもとにプレーを再開しなければなりません。怪しいなと思った時は、必ず暫定球を打っておきましょう。

◆もっと気軽に、自然にパスを!
パス
多くの会員制ゴルフ場ではクラブ選手権などで“マッチプレー方式”の競技が開催されます。マッチプレーになると2人プレーになるので、他のプレーヤーを“パス”していかなくてはならないケースがあります。この“パス”を巡っては、今まで多くのトラブルを招いており、競技事務局が最も神経を使うところです。
ほとんどの一般ゴルファーは、上記ゴルフ規則第1章エチケット内の「“パス”させるべきである」という方法に馴染んでいません。また、ゴルフ場側が臨機応変に対応してくれると思いますが、リモコン式電磁誘導ゴルフカートを導入しているゴルフ場では“パス”のしようがないのも実状です。
しかし、この“パス”については、マッチプレーが始まった数百年前から、ごく自然に行われているゴルフ独特の融通性、便宜性なのです。もっと気軽に、そして自然に“パス”をできるようにしたいものです。
そして“パス”の際、させる側のプレーヤーは「お先にどうぞ」と挨拶し、パスさせてもらった側も、気持ちよく「お先に」「どうもありがとう」の挨拶をして先に進んでいきたいですね。

*******************************
※インターネットでゴルフ規則の全文がご覧いただけます。
公益財団日本ゴルフ協会(JGA)サイト
http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rulebook/index.html
*******************************
Facebookにおいて具体的なマナーやルールの事例を写真付きで毎日更新中!
ぜひご覧ください。
「今からでも遅くないゴルフマナー&ルール」
*******************************
ディボット・スティック専用サイトはこちら
アマゾン・ショップはこちら
*******************************
新有馬開発株式会社/有馬カンツリー倶楽部
〒669-1334 兵庫県三田市中内神南山841
TEL:079-565-2111 FAX:079-565-2121
URL:http://www.arimacc.jp/
*******************************

この記事を書いたプロ

新有馬開発株式会社(有馬カンツリー倶楽部) [ホームページ]

マナー講師 谷光高

兵庫県三田市中内神南山841 [地図]
TEL:079-565-2111

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

11

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
セミナー・イベント
DIVOT STICK
現在、全15色

■■ボールマーク修復具&ティー『ディボット・スティック』■■2013年10月、ゴルフマナーの基本「ボールマーク修復」のための新しい修復ツールとして「ディボット・ス...

有馬カンツリー倶楽部
18と10

弊社が運営する「有馬カンツリー倶楽部」をご紹介させていただきます。◆立地と交通:好立地で至便性抜群➀中国自動車道・六甲北有料道路の神戸三田ICから3km(約...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
谷 光高(たに・みつたか)さん

ゴルフマナーの向上へ、3本柱を掲げて活動(1/3)

 兵庫県三田市の「有馬カンツリー倶楽部」は、1960年に創設された歴史あるゴルフ場です。大阪や神戸からのアクセスも便利で、広い打ちっ放し練習場やていねいな接客も評価され、ゴルフ誌の「人気急上昇コースランキング」では近畿エリアで3位に選ばれる...

谷光高プロに相談してみよう!

読売新聞 マイベストプロ

ゴルフマナーの向上に3本の柱で取り組みます

会社名 : 新有馬開発株式会社(有馬カンツリー倶楽部)
住所 : 兵庫県三田市中内神南山841 [地図]
TEL : 079-565-2111

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

079-565-2111

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

谷光高(たにみつたか)

新有馬開発株式会社(有馬カンツリー倶楽部)

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

日頃、ゴルフルールに疎くて処置に困っていたことが理解できた!

今までにゴルフレッスンを受けたことがなく、ゴルフのプレー...

W.T
  • 20代/男性 
  • 参考になった数(1

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
ボールマークをキレイに直せますか?
イメージ

 グリーンフォークが苦手でして・・・ ボールマークの修復に必要なツールとして長年に渡って君臨してきたグリ...

[ みんなのゴルフコースを大切にするマナー ]

スロープレーの罠にはまっていませんか?
イメージ

「こんなに急いでプレーしているのに、“遅い!”って言われた!」「走っても前の組に追いつかない・・・下手だか...

[ プレー時間を守るゴルフマナー ]

なぜゴルフには、シャツの裾を入れる「タック・イン」規定があるの?
イメージ

 「タック・イン」とは? 1894年のUSGA(全米ゴルフ協会)の設立以降、アメリカ全土にゴルフが広まるにつれ、...

[ ゴルフの服装マナー ]

女子プロゴルファーが試合中に人命救助!
イメージ

ロサンゼルスタイムズにも掲載された実話です。 月曜日の予選会に参加していたメアリープロ 1988年5月16日月...

[ ゴルフの歴史やエピソード ]

グリーン上に残るゴルフシューズの傷跡から見えるもの
イメージ

 今、あなたが最も改正して欲しいルールは? 20年ほど前、アメリカのゴルフ雑誌が約5000人の読者を対象に次の...

[ 社会人に役立てて欲しい「ゴルフの効用」 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ