コラム

 公開日: 2014-07-10  最終更新日: 2015-12-04

ゴルフシューズを清掃して、クラブハウスの中に入るということ

日常生活のマナーも問われるゴルフ

ゴルフというスポーツはゴルフのプレーはもとより、クラブハウスなど共有場所では社交場における行動規範が問われます。

「クラブハウスに入る際は、芝や泥などの汚れを持ち込まない。」
「レストランでのエチケット」、「トイレや手洗いでのエチケット」、「お風呂場や脱衣場でのエチケット」、または「喫煙マナー」などなど、日常生活や仕事、旅行先でも必要なエチケット・マナーを試される場が、ゴルフ場にも沢山あります。

ゴルフ場で言われるがままに何気なく、何となく、そして本来の意味を考えることなく行動しているエチケットの最たるものが、「足元の汚れを落としてからクラブハウスに入る」という行為ではないでしょうか。
エアーガンでシュー
エチケットの観点で行くと、行為の目的は「自分の靴をキレイにすること」ではないのです。

なぜ機械を装備してまで靴をきれいにしなければいけないの?

商業ビルやショッピングセンター、病院や学校、役所などの公共施設など、あらゆるところの入り口には『汚れ落とし用マット』が敷かれています。
それどころか日本のゴルフ場のクラブハウスでは、マットだけでなく、汚れ落とし用のエアーガン(エアーコンプレッサー)が備え付けられているところがほとんどです。
エアーガン
なぜ、機械を装備してまで靴をキレイにしなければいけないのでしょうか?

なんとなく「エチケット」と言われているからエアーガンを使っていませんか?
「どうぞ、足元をキレイにしてから入ってくださいね」と促されて初めて気づく方も多いのではないでしょうか。

日本人であるみなさんは日常生活において、レストラン、居酒屋、百貨店、コンビニなどお店の大小の別なく、屋外から屋内に入場するときに靴の汚れを意識し、キレイに清掃してから入場しますか? 
ほとんどの方が意識されていないのではないでしょうか。
玄関マットを利用するときは、よほど靴が汚れている場合に限っていませんか?
靴がよごれたまま
ゴルフ場で見ていると、多くの方々がエアーガンを利用されていますが、利用目的としては、大切な靴をキレイにするという意味合いが強いように見えます。新しい高価なゴルフシューズは特に念入りに・・・・・

靴の汚れにあまり頓着されていない方は、形だけエアーガンをシュッと一吹きして、汚れが落ちたかの確認をする間もなく、クラブハウスの中に入られます。また、何もせずそのまま中に入る方も大勢見ます。

異なる文化

これは日本文化と欧米文化、及び習慣の違いが大きな理由だと考えます。
日本は家に入るとき玄関で靴を脱ぎますが、欧米では家の中でも多くが土足です。
この習慣に大きな違いがあると思い、観察してみることにしました。
玄関マット
知り合いのアメリカ人、イギリス人、カナダ人が、公共施設内に入場する瞬間を何度か観察しました。すると、そのほとんどの場合で、入口にある汚れ落とし用の玄関マットを使って、念入りに靴底の汚れを落としてから入場していました。
「やっぱり!」と思いました。

ゴルフ先進国に追いつくために必要なマナーだった

イギリスを発祥とするゴルフクラブでは、クラブハウスは会員をはじめとするゴルファーが集う大切な社交場であり、その場所を汚すことは、会員であれば自分たちの家を、またビジターであれば他人の家を汚すようなものと考えられていました。
そのため、靴をきれいにして入場する習慣がない日本では、まずは形式的にでも、マナーとして靴を清掃させる必要があったでしょうし、現在においては、ゴルフ場側が機械まで装備しなくていけなくなったのも納得できます。

ここまでしてでもゴルフ後身国である日本が、欧米主体のゴルフに追い付くために必要なものだったのでしょう。世界共通のゴルファーのマナーとしてだけでなく、日常生活での当然のマナーですから。

プレー後、ゴルフシューズなどの清掃の仕方

エアーガンできれいに
プレー後、あるいは練習後に、シューズについている芝や土、ズボンの裾や靴下にまとわり付いている枯れ草や埃をエアーガンなどでよく払い落してから、クラブハウスなどの屋内に入るようにしましょう。また、エアーガンの使用するときは、近くにいる人々に、芝や泥が飛んだりして迷惑を掛けないように慎重に利用するように心掛けましょう。

「靴をきれいにする」ということは、ゴルフシューズのためだけではなく、汚れを落とすことによって、共有場所を汚さずにすむということで、それが他のプレーヤーに対する心配り、つまりエチケットなんだということをぜひ認識していただきたいと思います。
*******************************
Facebookにおいて具体的なマナーやルールの事例を写真付きで毎日更新中!
ぜひご覧ください。
「今からでも遅くないゴルフマナー&ルール」
*******************************
『なぜ、ゴルフ場でジーパンはNGなのか? ~もう迷わない。ゴルフ場での服装選び』
amazon 電子書籍本の販売ページはこちら(kindle版)
*******************************
ディボット・スティック専用サイトはこちら
アマゾン・ショップはこちら
*******************************
新有馬開発株式会社/有馬カンツリー倶楽部
〒669-1334 兵庫県三田市中内神南山841
TEL:079-565-2111 FAX:079-565-2121
URL:http://www.arimacc.jp/
*******************************

この記事を書いたプロ

新有馬開発株式会社(有馬カンツリー倶楽部) [ホームページ]

マナー講師 谷光高

兵庫県三田市中内神南山841 [地図]
TEL:079-565-2111

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

25

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
セミナー・イベント
DIVOT STICK
現在、全15色

■■ボールマーク修復具&ティー『ディボット・スティック』■■2013年10月、ゴルフマナーの基本「ボールマーク修復」のための新しい修復ツールとして「ディボット・ス...

有馬カンツリー倶楽部
18と10

弊社が運営する「有馬カンツリー倶楽部」をご紹介させていただきます。◆立地と交通:好立地で至便性抜群➀中国自動車道・六甲北有料道路の神戸三田ICから3km(約...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
谷 光高(たに・みつたか)さん

まずはゴルフの楽しさを体感してほしい(1/3)

 兵庫県三田市の「有馬カンツリー倶楽部」は、1960年創設の歴史あるゴルフ場です。大阪や神戸からも近く、行き届いたコース管理や充実した練習場、丁寧な接客が評価されてきました。専属プロ及び倶楽部理事として、一時代を築き上げた大迫たつ子プロを迎...

谷光高プロに相談してみよう!

読売新聞 マイベストプロ

マナー向上に取り組みながら初心者がゴルフ好きになるよう活動

会社名 : 新有馬開発株式会社(有馬カンツリー倶楽部)
住所 : 兵庫県三田市中内神南山841 [地図]
TEL : 079-565-2111

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

079-565-2111

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

谷光高(たにみつたか)

新有馬開発株式会社(有馬カンツリー倶楽部)

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

日頃、ゴルフルールに疎くて処置に困っていたことが理解できた!

今までにゴルフレッスンを受けたことがなく、ゴルフのプレー...

W.T
  • 20代/男性 
  • 参考になった数(1

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
学生が「自分のスキルアップにゴルフが有用!」と考える理由。
イメージ

 大学のゴルフ授業は人気! 多くの大学の体育授業に「ゴルフ」が取り入れられています。それも施設が充実し...

[ 社会人に役立てて欲しい「ゴルフの効用」 ]

洗濯おけと洗濯物を保護するゴルフ規則
イメージ

 コース内に広げて干していた洗濯物 その昔、セント・アンドルーズの町の主婦や娘さんたちは、コースを横切る...

[ ゴルフの歴史やエピソード ]

ボールマークをキレイに直せますか?
イメージ

 グリーンフォークが苦手でして・・・ ボールマークの修復に必要なツールとして長年に渡って君臨してきたグリ...

[ みんなのゴルフコースを大切にするマナー ]

スロープレーの罠にはまっていませんか?
イメージ

「こんなに急いでプレーしているのに、“遅い!”って言われた!」「走っても前の組に追いつかない・・・下手だか...

[ プレー時間を守るゴルフマナー ]

グリーン上に残るゴルフシューズの傷跡から見えるもの
イメージ

 今、あなたが最も改正して欲しいルールは? 20年ほど前、アメリカのゴルフ雑誌が約5000人の読者を対象に次の...

[ 社会人に役立てて欲しい「ゴルフの効用」 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ