コラム

2014-08-29

『他人のパットライン』を踏み荒らすことはゴルファー失格!

パットの線(パットライン)とは?

ゴルフにとってパットが最も重要。
上級者になればなるほど、慎重に「パットの線」を読みます。
「パットの線(パットライン:Line of Putt)」とは、パッティンググリーン上のボールの位置からホール(穴)までのプレーヤーが打ちたい(転がるであろう)と考えている線(ライン)のことです。

プレーヤー自身のパットラインには「触れてはならない」という規則(16-1)があります。また自分のパットラインとその後方延長線まで含めて、跨いだり踏んで立つようにしてパットをすることも許されていません。違反をすれば2打のペナルティーまで付加されます。それほど「パットライン」はゴルフプレーにおいては、重要であり慎重に扱うものとなっています。

人の「パットライン」は踏まない!またがない!

このように重要な「パットライン」です。他のプレーヤーの「パットライン」は最も注意しなければいけません。
人のパットラインを不用意に踏んでいく行為は、ゴルフのエチケットの中では、たいへん失礼に当たります。
しかし、これを知らない人が意外に多いのです。
人のパッティングラインは踏まない!またがない!
自分のボールのある位置まで移動するときに、人のパッティングラインを思わず踏んでしまうようなことがないようにしなければなりません。パッティンググリーンに乗ったら、まずはじめに、他の人のボールやマーカーの位置を確かめて、外周りをして自分のボールのところまで行きましょう。
踏まないつもりであっても、人のパッティングラインをまたぐべきではありません。アンジュレーションによって、その人の想定するラインを踏んでしまうかもしれないからです。

ホールまでの想定したライン上に、ボールマークやスパイクマークなどの障害があると、想定したようにボールは転がりません。ボールマークはパット前に修復できますが、スパイクマークは修復することができません。だからパッティングライン上を不用意に歩くことは許されないのです。
プレーの進行上、やむを得ずまたぐ場合は、頭を下げながら「失礼、またぎます。」の断りと「どうぞ」の了解を得ることが前提となります。

マーカーずらし

パッティンググリーン上で、自分のマーカーが他のプレーヤーのパッティングラインにかかりそうなときに、実行したほうがいい気配りが「マーカーずらし」です。

この「マーカーずらし」は、ゴルフ規則20-1(注)においても記載されています。
「拾い上げる球の位置は、ボールマーカー(小さなコインや同様の物を含む)を球の真後ろに置いてマークするべきである。ボールマーカーが他のプレーヤーのプレー、またはスタンスやストロークの妨げとなるときは、クラブヘッドの長さ1つかそれ以上横に移すべきである。」

◆マーカーの動かし方
マーカーずらし図解
①動かす方向を決めます。
②パターヘッドをマーカーのそばから、その決めた方向に向けて並べて置きます。
③マーカーを拾い上げてパターヘッドの向こう側に置き直します。
④パターヘッド1つ分でもまだ邪魔な場合は、2つ分ずらすようにします。
⑤他のプレーヤーがパットを終了したら、ずらしたマーカーを必ず元の位置に戻します。

以上の手順でマーカーをずらします。
万が一、マーカーを戻すことを忘れて、誤った位置からストロークしてしまうと、2罰打となってしまいます。ずらしたマーカーは、必ず元の位置に戻すことを忘れないようにしてください。
マーカーずらし①
マーカーをずらす必要があるなと思ったら、「動かしましょうか?」と声を掛け、「お願いします」「1つ分で大丈夫ですか?」などの受け答えをしましょう。

マーカーをずらす、ずらさないにかかわらず、ルール上の注意として、ボールを拾い上げる前に必ずマークしましょう。もしマークをせずに拾い上げた場合は、1打のペナルティーを受けて、リプレース(元の位置に戻す)しなければなりません。

例えば、他の人のパッティングラインの邪魔になると思い、マークをせずにボールを置いたまま、ボールの横にパターヘッドを並べ、その反対側にマークをしてから、ボールを拾い上げたとします。
間違ったマーカーずらし図解
この場合の処置は、適切にマークをしてボールを拾い上げたことにならず、ルール違反で1ペナルティーとなります。
ゴルフ規則裁定集では、ボールから2インチ(5.08㎝)離してマークをした場合でも、ボールの位置を正確にマークしたこととは認められないとあります。
マーカーが離れすぎ!
この場合、パターヘッド1つ分(約7インチ)離れているので、正確にマークしたことになりません。このような方法での「マーカーずらし」はしないように注意してくださいね。
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