コラム

 公開日: 2014-10-24  最終更新日: 2014-10-26

ゴルフコースの総距離とホールの距離

ホールの距離は、どこからどこまでで決める?

ゴルフコースの各ホールの距離、それを合わせた18ホールの総距離が、各ゴルフ場のサイトやパンフレット、スコアカード、プロ競技の中継や新聞、雑誌などに記載されています。
この距離は、ティーインググラウンドの基準点(パーマネントマーカー)からパッティンググリーンのセンター(中心)までの距離を表します。プロ競技では、競技に使用されるティーインググラウンドの基準点からパッティンググリーンセンターまでの距離となります。
それぞれ18ホールの合計距離が、そのコースの総距離となります。

基本的に各ホールの距離は、ティーインググラウンドからグリーンのセンターまで光波、GPSなどを用いて測量し水平距離で表します。ホールのパー数により計測の方法が変わり、パー3はティーインググラウンドからグリーンのセンターまでを直接水平距離で計測します。
パー4、パー5のホールでは、そのホールにおける「IP」を中継して直線で結んだ水平距離で表します。

IP(インタークロスセクションポイント)ってなに?

ゴルフ場によっては、ティグラウンドから一定の距離(バックティーから250ヤード地点という場合が多い)のフェアウェイセンターに、旗が立っていることがあります。これは多くの場合、「IP」と呼ばれる地点を示しています。

 「IP」は、インタークロスセクション・ポイント(intercross-section point)の略です。これは本来、ゴルフとは関係のない測量用語で、「横断面がお互いに交わるところ」という意。つまり、ゴルフコースは通常、ティーインググラウンドとグリーンを一直線に結ぶ線に沿っては設計されていないので、セカンドショットを打ちそうなポイントのフェアウェイセンターを中間地点とし、ティーインググラウンドとグリーンとをそれぞれ結ぶ2本の直線の変曲点、それが「IP」となります。
ですので、パー4の場合、「IP①」の1点、パー5の場合、「IP①」と「IP②」の2点(セカンド地点と第3打地点)があることになります。

「IP」までの距離の設定は、プロ、アマチュア問わず、男子の場合、バックティーからIP①までが250ヤード、IP①~IP②間が220ヤードであるのに対し、女子の場合は競技に使用するティ(バックティとは限らない)を基準にIP①まで210ヤード、IP①~IP②が190ヤードとしています。


ちなみに、「IP」は必ずフェアウェイのセンターにあります。従って、「IP」はプレーヤーが狙うべき理想のルートを示しているわけではありません。ティーショットの理想的なランディングエリアは、大抵の場合フェアウェイの左右どちらかにずれています。

パー数による距離の決め方
◆パー3ホールの場合

ティーインググラウンドの中心からパッティンググリーンセンターまでの直線距離を測定距離とします。

◆パー4ホールの場合

ティーインググラウンドの中心から250ヤードのフェアウェイセンター(IP①)を計測、さらにIP①からパッティンググリーンの中心までを計測し、合計の水平距離とします。

◆パー5ホールの場合

IP①まではパー4と同様ですが、IP1から220ヤード地点(IP②)を計測、さらにIP2からパッティンググリーンセンターまでを計測し3区間の合計水平距離とします。

パーの概念は特に規定なし

距離を算定するには、いずれにしてもホールのパーにより計測の基準が変わるため、パーの概念を知る必要があります。しかし、ホールのパーについての距離に明確な規定はありません。パーの算定は距離をもとに画一的に適用するべきではなく、パーの算定には地形、難易度、特異性、ハザードの厳しさなども考慮されます。例えば、マスターズを開催するオーガスタ・ナショナルの10番ホールは495ヤードですが、「ティーインググラウンドから急激なダウンヒルのためにパー4となっています」と解説されています。


ホール内にあるヤード杭などによる距離表示との関連性

ホール内にある「100ヤード」「150ヤード」「200ヤード」などの距離表示杭は、その杭の位置から、パッティンググリーンのセンターか、フロントエッジまでのどちらかを指していますので、「IP」やティーインググラウンドからのホール距離とは何の関連もありません。ただ、パー4ホールでは、ボールからの残距離を調べることによって、引き算して飛距離を調べることはできます。

これらパッティンググリーンのセンターかフロントエッジかの残距離表示は、ゴルフ場によって違いますので、事前に確認しておきましょう。
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