ハーブを育て、暮らしに生かすプロ
プロTOP:若林葉子プロのご紹介
衣食住すべてにわたり、季節に合ったハーブの楽しみ方を(1/3)

ガーデニングから料理、クラフトまで多様なハーブの活用法
ハーブスクール「ウィズハーブ葉子」は、高槻市の閑静な住宅街にあります。木製の手作りの看板を掲げたこの教室で、若林葉子さんはガーデニングからハーブティー、料理、クラフト、染色、コスメまで、ハーブを暮らしに取り入れて楽しむ多彩な活用法を指導しています。
玄関を入るとホワッと何とも言えないいい香りが漂ってきました。リラックス効果があるというカモミールティーです。ひと口含むと、ほんのりとした甘味が広がり、しかし後口はすっきりとさわやかで、くつろいだ気分になります。
「ジャーマン・カモミールにレモンバーム、ペパーミント、アニスシードをブレンドしています。ブレンドによってそれぞれの良さの相乗効果が生まれます。おいしく召し上がっていただくために一番大切なのは蒸らし時間。カモミールは普通より長めの4、5分間蒸らさないと本来の味が出ません。ハーブの種類によっては蒸らしすぎると渋みが出るものもあり、お出しする一番おいしいポイントは経験でしかつかめないんです」。ハーブ教室はたくさんあっても、「ハーブティーのテイスティングや香りの確認を厳密に行い、細かく蒸らし時間まで覚えさせる所は少ない」と、若林さんは自負します。
しかし、ヨーロッパで伝統的に行われてきた方法をそのまま取り入れると失敗することもあるようです。例えばドライの方法も、ヨーロッパでは束にしてぶら下げて乾燥させますが、湿度の高い日本では日数がかかり、香りや色が失せてしまうので、若林さんは葉を使うハーブなら葉だけちぎって、広げて乾燥させる方法を勧めます。また同じ日本国内でも、本などはたいてい関東を基準に書かれていますが、土質が違う関西ではうまくいかないこともあるとか。そんな失敗を重ねながら独自に編み出した方法も惜しみなく伝えてくれる「ウィズハーブ葉子」は、まさに関西の自然と風土に根ざしたハーブ教室といえるでしょう。
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