山村若女

山村若女

やまむら わかめ

上方舞「山村流 山村若女」

[ 大阪市中央区 ]

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上方が誇る文化・地歌舞を継承し、普及させたい(1/3)

山村 若女(やまむら わかめ)さん

日本人としての美意識と感性を大切にしたい

 山村流の舞踊家・山村若女さんは、奈良、大阪、東京で上方舞を教えています。山村流は大阪で生まれた「舞」の流儀で、若女さんは200年余の歴史を持つ上方舞の最も歴史のある流儀で、山村流四世宗家の直弟子です。幼い頃より薫陶を受けた山村糸師(五世追贈)からの「教えないと上手になれない、教えることは自分のため」との言葉を胸に、22歳で地元の奈良で稽古場を開きました。現在は大阪に加え、東京・南青山にも稽古場を持ち、上方舞の普及とともに、若手の育成にも力を注いでいます。
 「上方舞」とは京阪神で生まれた舞の総称で、各流派が独自の発展を遂げました。関東で生まれた「踊り」とは性格が異なります。特に「地歌舞」は、大阪の豪商のサロン芸術として発達し、伴奏に地歌を使うところから名づけられ、座敷空間でもてなすことから「座敷舞」とも呼ばれています。
 「山村流では『品』を大事に、『行儀のよい舞』をと教えられます」と若女さん。昔、船場のお嬢さんは行儀見習いとして山村流の舞を習ったものでした。谷崎潤一郎の小説『細雪』で、四女妙子が舞うのが山村流の『ゆき』です。
若女さんは「地歌舞」を日本の最先端の<舞芸術>と、とらえています。「それは、神楽・舞楽・白拍子・能楽など、歴史的舞芸術の系統の中で結晶したものです」と強調します。
 地歌舞の型や表現には、日本人が大切にしてきた美意識や感性が受け継がれています。若女さんは「間や余韻、余情という内面からかもし出される舞手の『品性』を大切に、代々伝わる型や振りを受け継いでいます。その伝統の舞には、時代を越えた洗練された高い芸術性があります」と力を込め、「私自身がしっかりと精進して極めたいし、だからこそ次代に伝えていきたい」と誓います。

<次ページへ続く>

【次ページ】 座敷舞・小ライブ活動の魅力

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屋号 : 上方舞「山村流 山村若女」
住所 : 大阪府大阪市浪速区湊町1丁目4番1号 OCAT4階(市民学習センター) [地図]
電話 : 0742-27-0901
営業時間 : 奈良は毎水曜日11:00~21:00、大阪は月2回(火曜日)、東京は第1週目の木曜日~日曜日4日間(原則として)
定休日 : お稽古場により異なります。 受付、問い合わせは随時。

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