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履きやすい、本当にいい靴を作りたい(1/3)

福島 陽三(ふくしま・ようぞう)さん

靴で重要なのは、かかとがホールドされていること

 曽根崎の新御堂筋沿い。飲食店の立ち並ぶ中、クラシカルなたたずまいで目を引くのが「コバヤシ靴店」です。ストレートチップ、プレーントゥ、ホールカット、スリッポン(ローファー)……。黒や茶、深みのある赤など、店内にはガラスケースや壁面の棚に、牛やワニ、ダチョウなど様々な革を使って手作りされた靴が並んでいます。

 福島陽三さんは、1921年から続くオーダーメイド靴店の4代目。細部まで丁寧に作り込まれた靴は、手に持つと重量感がありますが、履いてみると足裏全体に吸い付くようで、軽い履き心地が特長です。
 「人の足は左右で異なるため、それに合わせて左右のサイズが違う靴が履きやすいんです。また、かかとの形に沿ってかかと部分が湾曲した靴は、足をしっかりつかまえて前に滑らせず、歩きやすい。足は横に滑っても痛めることはありませんが、前に滑ると指先が曲がるなど痛める原因になります。この点に注意して靴を選べば、外反母趾(ぼし)やウオノメ、タコ、巻き爪等はかなり改善されると思います」と福島さんは教えてくれます。

 そんな福島さんが作るこだわりの注文靴は1足15万円から。注文を受けると、まずは足の丈、横幅などを採寸。何足か試し履きをしてもらい、左右の肉付きの違いや骨の位置など、足のフォルムを細かく確認します。その間、生活環境や好み、靴に対する要望を聞き、そこでいったん、お客様には帰ってもらいます。次に来店を求めるのは約1、2か月後。甲革に中底を仮縫いするところまで作った靴を履いてもらい、サイズの微調整を行うのです。
 仮縫いは2回以上行い、かかと、土踏まず、甲の3か所のサイズをきっちり合わせたら、木型に甲革を沿わせ、ワニというペンチのような道具で引っ張りながら形を整えていく「吊(つ)り込み」に移ります。この工程を丁寧に行うことで、厚く硬い革が湾曲し、かかと周りをしっかりとホールドする靴になるのです。

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読売新聞 マイベストプロ

左右の違いも考慮した、一人一人の足に合わせた革靴を作ります

屋号 : コバヤシ靴店
住所 : 大阪府大阪市北区曽根崎2-10-29 [地図]
TEL : 06-6311-7368

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