コラム

 公開日: 2018-03-19 

長谷川式認知症スケールを作った長谷川先生ご自身が認知症と告白

先週、朝日新聞に長谷川和夫先生のインタビューが掲載されていました。
彼は長谷川式認知症スケールを作った認知症治療の権威です。
1年ほど前からご自身が認知症を患っていると告白されています。
私もこの仕事にかかわって少し認知症を理解できるようになりましたが、今までは認知症=何も分からない人、と思っていました。
この度の長谷川先生の告白で、また認知症に対する理解が深まりましたので皆さんにもご報告したいと思います。
先生のインタビューで印象的なことばは「これはおかしい、と気づいたのは1年くらい前かな。自分が体験したことに、確かさがなくなった。例えば、散歩に出かけ、『鍵を閉め忘れたんじゃないか』と、いっぺん確かめに戻る。確かに大丈夫だ。普通はそこでおしまい。でも、その確認したことがはっきりしない。そして、また戻ることもあって」と。
公表することにためらいはなかったですか?という問いに「僕が専門医であることは知られていて、その僕が告白して講演などで体験を伝えれば、普通に生活していると分かってもらえる。認知症が暮らしの障害で、暮らしがうまくいくかが一番大切。僕の話しから多くの人が理解してくれれば、認知症の人の環境にもプラスになる」とお答えになっている。
長谷川式スケールについては、「安易に使われすぎて困ったな、と思うことがある。本人の気持ちを考えずに検査をする医者がいる。質問で『お年はおいくつですか』とのっけから大事な個人情報を聞く。それからいい大人に『100から7を引くと、いくつですか』ともたずねる。『冗談じゃない、何を言ってるんだ』と怒るのは当然でしょう。診察に必要だからと、医師の側が本人と家族に協力をお願いする姿勢が必要なんだ。」
深いお言葉の数々。
感謝です。

この記事を書いたプロ

西川智子法務行政書士事務所 [ホームページ]

行政書士 西川智子

大阪府大阪市北区西天満2丁目8番5号 西天満大治ビルB1 [地図]
TEL:06-6130-2010

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
西川智子(にしかわ・ともこ)プロ

クライアントの気持ちに寄り添う「成年後見」のスペシャリスト(1/3)

 「老後が不安」「相談したいけど専門家の説明は難しい」と漠然とした不安を抱えながらも、『老い』に対して何の準備もできないままになっている人は多いようです。大阪市北区に事務所を構える行政書士の西川智子さんは、そんな方たちに老後の安心を提供した...

西川智子プロに相談してみよう!

読売新聞 マイベストプロ

豊かな社会人経験で培われた「人間力」で老後の安心をサポート

会社名 : 西川智子法務行政書士事務所
住所 : 大阪府大阪市北区西天満2丁目8番5号 西天満大治ビルB1 [地図]
TEL : 06-6130-2010

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

06-6130-2010

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

西川智子(にしかわともこ)

西川智子法務行政書士事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
任意後見=キーマン探し(高齢者の安心とは?)

任意後見で支援している方が入居している有料老人ホームの経営者が変わるということで懇談会に参加させてもらいま...

[ 成年後見・任意後見 ]

高齢の親の銀行取引を子供が代行するには

お母様と任意後見契約を結びたいとの相談がありました。認知症にはなっていないけど、足腰が弱ってきた親の代わ...

[ 成年後見・任意後見 ]

墓の移転手続きは難しい(私の体験談です)

行政に申請しなければお墓の移転はできないことご存知ですか?私の母方の実家の手続き体験談です。お墓の引...

[ 成年後見・任意後見 ]

後見人に約1076万円の侵害賠償、後見人解任

昨日の朝日新聞の朝刊に成年後見人解任、損害賠償請求事件が掲載されていましたね。車椅子、胃ろうの男性の成...

[ 成年後見・任意後見 ]

成年被後見人の銀行口座名義は後見人の名義になるのでしょうか?

成年被後見人の銀行口座名義は後見人の名義になるのでしょうか?違います。「大阪花子   後見人 西川智子...

[ 成年後見・任意後見 ]

コラム一覧を見る

人気のコラムTOP5
コラムのテーマ一覧
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ