コラム

 公開日: 2014-02-19  最終更新日: 2014-07-07

平成25年度の近畿大学医学部(後期)小論文課題を考える①

オフィスカタリストの角野裕美(カドノヒロミ)です( ..)φ

いよいよ、一般入試も終盤戦へと突入の時期ですが、皆さん、受験勉強は捗っていますか?
今日は、近畿圏でもまた全国からも受験生の多い近畿大学医学部の小論文について取り上げてみましょう。
一般入試後期の2次試験(40分にて400字を書くもの)のテーマ。(後期入試では、英語・数学・理科(2科目)のトータル400点満点に小論文は段階評価されるとのこと。)





平成25年度の近畿大学医学部(後期)小論文課題


◆平成25年度の近畿大学医学部(後期)にて出題された小論文課題は以下のもの。
「今までに読んだマンガを除く書物で、自分自身の生き方や考え方が変わった一作品を選びそのタイトルと、可能なら著作名を書け。あらすじを書き、さらに生き方や考え方がその作品を読む前と読んだ後どのように変わったのかを述べよ。(400字以内)」

近畿大学入試情報サイト

ここ数年の問題をみていくと、一般入試前期と後期での問題で出題されているのはズバリ「医療関係ネタ」なのですね。
例えば…
・iPS細胞と再生医療についてその意義と問題点について
・「高度先進医療について」
・「日本の救急医療の問題点と解決方法」
・「チーム医療について」
・「高齢化社会における医療問題について」 
などなど、です。これらは、医学部を受験する生徒なら、関心事として押さえている、いや押さえておくべきものばかり、といえます。具体的にこれらを用いて“面接”でも問われてくる問題や事象だからです。
一言で言うと、「これらの意義(プラス面)と問題点(マイナス面)」をどの程度おさえているのか、を問われると言えるでしょう。だからこそ、まずは、ネタとなることを知っておく必要があります。その上で現状での様々な角度からの意見も取り入れた上で、では「私ならどう考えるのか?」を捉えておけば、その順に述べていくことで、「小論文対策」にも「面接対策」にもなり得ますからね。

「医療ネタ」以外への出題対策とは?


では、平成25年度の近畿大学医学部(後期)のような、一見「医療関連」ではなさそうなものが問われた時に、どうするのか、を考えてみましょう。

まずは、どのような小論文問題でも「なにを設問で問うているのか?」をきちんと押さえる必要があります。至極当然なことですが、意外と蔑ろにしがち。で、尋ねられたことにきちんと答えられない答案が生まれてしまうワケです。

「設問」をきちんと捉える重要性


設問を整理してみると…。
①今までに読んだマンガを除く書物で、自分自身の生き方や考え方が変わった一作品を選ぶこと。
②そのタイトルと、可能なら著作名を書くこと。
③あらすじを書くこと。
④さらに生き方や考え方がその作品を読む前と読んだ後どのように変わったのかを述べること。
…と、この4点を押さえることが第一歩です。
しかしながら、400字を40分ですから、物理的にも「400字を書く時間」が必要ですよね?一般的には20分位はかかりましょう。なにより、大学の採点官という読み手にしっかり伝わる字を書かないといけませんのでね。
となると、実質「読んで考える時間」は、たったの20分弱!!!そうですよ、あっという間なのです。「えぇ~~~っと、どんな本があったっけなぁ~~~?」なぁんて悠長なことをいってるだけで5分は過ぎぎてしまいます((+_+)) 一瞬でぱっとひらめかせることも必要。
書く順となる「構成」は、ズバリこの設問で問われている①から順に書いていけばいいので、ここは楽ですよね。字数配分も、①と②と③で半分強でしょう。
なぜなら、実は③が他の受験生との差別化を図れるポイントだからです。









そもそも、何故医学部の小論文でこの問題が出題されているのでしょうか?
それは、「受験生の人となり」を見たいがため。もっというと「日頃から、意識して本を読み、それについて考え、更には触発されているかどうか?」まで見られるため、です。
ちなみに、「読んだ本」は、その人となりがわかりやすい質問でもありますので、実は面接でもよく聞かれる質問事項なのですね。「面接対策」として押さえておく「読んだ本」を設問を踏まえて焦らず文章化する、と思われるとこの問題は、いつもの傾向と違っても驚くに足りませんよ。

問題の捉え方、構成は述べました。
長くなりましたので、具体的な内容や解答例はまた次回のコラムにてアップさせていただきますね(#^.^#)

心を込めて…( ..)φ__hiromi KADONO

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