コラム

 公開日: 2015-12-18 

外壁、サイディングの種類と特徴。徹底比較!

外壁サイディングは、日本で主に窯業系・金属系・木質系・樹脂系の4種類に大別されます。それぞれの特徴をご紹介します。
素材によって特徴やメンテナンスが異なるので、選ぶ際には、雨量や日当りなど、立地する地域の自然環境などに適した商品を選びましょう。

外壁サイディングは、窯業系・金属系・木質系・樹脂系の4種類。


サイディングとは、建物の外壁に用いられるボード状の建材のことを指します。
木造建築に歴史を持つ日本の住宅では、外壁材といえば木版(下見板)張りがほとんどでしたが、それもサイディングです。
昭和40年代、防火上の問題からモルタル仕上げが多くなり、 最近ではより耐火性に優れたパネル壁材として「サイディングボード」が主流になってきました。
外壁材には、サイディング、モルタル・塗壁、タイルなどがありますが、中でも最も多く使用されているのがサイディングでしょう。

外壁サイディングは、大きく窯業系・金属系・木質系・樹脂系の4種類に分けられ、それぞれ特徴を持っています。

では、ひとつずつ確認していきましょう。
まずは、窯業系サイディングについて解説します。窯業って、あまり聞き慣れませんが「ようぎょう」と読みます。

窯業は、粘土、ケイ砂、石灰岩などから陶磁器、瓦、ガラス、セメントまで、非金属原料を高熱処理して作るものを製造し、窯(かま)を使用する工業です。
そのため「窯業」と呼ばれています。
現在、一般的な住宅で最も多く取り入れられているのがこのタイプです。
硬質で密度が高く、耐震性や防耐火性、遮音性などに優れており、商品アイテムも価格帯も豊富なのが特徴です。厚みは 14、15、16、18ミリなどと幅広いので使いやすいようです。

デザインもシンプルなものからレンガ調など、本物の石や木の質感を持つタイプまでさまざまなバリエーションがみられます。
工場で塗装処理を行うもの、現場で塗装を行う場合の無塗装タイプがあります。


窯業系・金属系サイディングはメンテナンスしやすいタイプも登場


最近では、親水性のコーティングを用いたり、表面の塗装を工夫したり、汚れにくく、メンテナンスがしやすいタイプも販売されています。紫外線による色あせなどを抑え耐候性を高める塗装、汚れを防ぐために光触媒塗装などの新たな塗装も次々と登場しています。

窯業系のサイディングは、商品に適した表面塗装やコーキングのタイミングがポイントです。色あせや汚れ、チョーキング(触ると白い粉が指に付く)があらわれたら再塗装の時期でしょう。

続いて金属系サイディングを見ていきましょう。
金属系サイディングは、表面材がアルミニウム合金板、ステンレス鋼板などで金属板を成型し、表面や接続部を加工、裏面材などで作られた建材です。

軽量で建物に負担がかかりにくく、断熱性や防水性があり、防音性も高く、ひび割れや凍害などに強いことがメリットです。

デザインも金属の材質を生かしたモダンなものから石積調まで、自然の風合いを取れ入れたタイプなど豊富に揃っています。

窯業系同様に、外壁の塗膜は変色を防ぐための塗装などを施したものやセルフクリーニング機能付きの新製品、既存の外壁に重ねて張ることができるリフォーム向けの商品などもあります。
建物の環境にもよりますが、年に数回の水洗いが必要でしょう。

サイディングは、種類によって異なる特徴やメンテナンスの確認を


木質系サイディングは、天然木などに塗装を施した外壁材のことです。天然木独特の風合いが最大の魅力で、断熱性能が高く、環境にも配慮したエコ建材でしょう。

さまざまな木の種類から選べ、横張り・縦張りなどが自在にかないます。
ただし、天然木はお手入れが大切なので事前にケア方法に付いて確認しておきましょう。防火性能を持つタイプがおすすめです。

そして、樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂を原料とした北米で生まれた建材です。耐久性もあり、塩害や凍害など耐候性にも優れ、錆や腐食の心配もあまりありません。

劣化や退色もほとんどなく、軽量で建物に負担がかからない…などのメリットがあり、特にリフォームにも適した建材として重宝されています。

一方、耐火性・耐衝撃性が低く日本の住宅事情には適さない面もあり、樹脂サイディングを使用した外壁構造は、建築基準法により規制されています。
したがって、準防火地域や22条区域での使用は、各メーカーが個別に認定を取得した商品でなければ使用できません。

サイディングは、素材によって特徴やメンテナンスが異なります。選ぶ際には、雨量や日当りなどといった建物がある地域の自然環境などに適した商品を選びましょう。
また、保証内容は必ず確認してください。生涯にわたり暮らす家として、補修やメンテナンスにかかるランニングコストを考え、長いスパンでの検討が大切です。

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