コラム

 公開日: 2015-12-19 

昭和に建てられた木造住宅の窓の庇の修理工事

昭和の時代に建てられた木造住宅は和風住宅が多い。
この時代の家によく見受けられるものに、丸太の腕木のついた窓の庇があります。
こんな庇も建築後40年近くにもなると、庇の軒裏の板や鼻先の木が傷んできます。

高槻市名神町にあるO様のお宅も建築後35年が過ぎ、庇が随分傷んできたので、弊社で改修させていただくことになりました。

軒裏の合板が空気中の湿気を吸って、表面の単板にヒビが入り剥離しています。
庇改修前

ちなみに合板とは、木を薄くスライスした単板を乾燥させ、数枚の単板を繊維方向(木目方向)が交差するように積み重ね接着剤で貼り合せて1枚の板にしたものです。

軒先の広小舞も、雨にやられて腐ってしまっています。
広小舞や垂木、丸太の腕木などに、塗装された塗膜も、めくれてボロボロなっています。

詳しく調査してみると腐っているのは広小舞と軒裏の合板だけで、垂木や丸太の腕木,母屋はそのまま使えそうです。

今回の工事では垂木と丸太の腕木、母屋は残したまま、広小舞と軒裏の合板の取り換えをすることにしました。

取り換えは庇の上からの工事になります。

まず庇の鉄板を撤去します。
鉄板撤去


そして広小舞と軒裏の合板を取り換えてその上に鉄板を葺くための野地板合板を貼ります。
構造用合板貼



下から見るとこんな状態です。
軒天の仕上がり①


今回は外壁塗り替えも同時に工事したので垂木や丸太の腕木、母屋も塗装し直してきれいになりました。
軒天の仕上がり②

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