コラム

 公開日: 2017-07-24 

間取りは窓まで考える!日当たりのいい明るい部屋づくりのポイント

家づくりを成功に導くコツは、部屋の「間取り」です。

家族の人数やライフスタイル、家を建てる土地の特徴や周囲の環境を考慮しながら間取りを決めていきますが、その際日当たりの良い家にするために、窓の配置や大きさとその数についても一緒に考えるようにします。

一般的にひとつの部屋には、窓が2か所必要と言われていますが、取り付け場所を決める時は、専門家の意見を聞くようにしましょう。

また窓は南向きにある方が日当たりが良く理想的に思えますが、土地の形状や周囲の環境で南側に設置できないこともあります。

そして住む人の生活スタイルや隣接住宅とのプライバシーで南側に窓を作れないこともあります。その場合は、別の方角に窓を設けるか、天窓を設置して日光を確保する方法もあります。

家づくりに欠かせない間取りと窓の関係とは

注文住宅を建てる時は、家族の人数やライフスタイル、新しい家でしたいことなど意見を出し合い、プロの意見も聞きながら間取りを決めていきます。
この段階で失敗しないコツは、どこに窓を設置するかも合わせて考えておくことです。

設計段階で窓の位置や数などをよく考えて決めておけば、日当たりや風通しの良さを確保できます。
この2つは、住み心地の中でも大きなウェイトを占めています。
特に風通しの良し悪しは、カビ増殖の原因にもなるため家を長持ちさせる重要なポイントにもなります。

建築基準法では、窓のない居室は納戸やサービスルームとなります。
居室の窓は、開口部の有効面積が床面積の7分の1以上と定められています。

南側に窓を設置するのがベストとは限らない

一般的に部屋の南側に窓があれば、日当たりを確保しやすいと考えられています。確かにそうですが、どの部屋にも南側に窓が取り付けられるとは限りません。

例えば南側に自分の家より高い建物があれば、窓をつけても光が入ってこないこともあります。この場合、仮に居住者が日中仕事で不在なら無理をして南側に窓をつける必要がなく、それよりも敷地の形状や周辺建物の高さ、プライバシーなどを考えて違う方角に窓を設置することもあります。

例えば朝、家族全員が揃って朝食をとり、日中は仕事や学校に行って不在という家族なら、リビングルームの窓を東側に取る方が良くなります。
夜勤が多い人なら、朝日や昼の太陽が入らないように寝室は北側か西側の部屋にする、採光重視ではなく風を通すための小さな窓にするなど、住む人それぞれのライフスタイルに合わせて間取りを決め、窓を設置するのが快適な家づくりのコツと言えます。

方角別に見た居室のメリット・デメリット

家を建てる時、間取りによっては、東西南北それぞれの方角を向いた部屋に窓を設置する必要が出てきます。
方角別に見た各部屋のメリットやデメリットを見ていきましょう。

南向きの部屋は日照時間が長く、南隣に高い建物がなければ日中は照明が無くても快適に過ごせます。また冬でも他の部屋に比べて暖かいので暖房費の節約もできます。

反面、夏はかなり暑くなるため、窓側にサンシェードや竹製のすだれをつけるなどして直射日光をできるだけ入れないようにする工夫が必要です。

また南側に窓を設置しても、外から丸見えで快適に過ごせないことがあります。
この場合、道路と家の間にフェンスを設置しプライバシーを確保しなければなりません。

東向きは、朝日が入るため朝方生活を好む人向きと言えます。南向きの次に人気がある方角で、朝日を浴びれば前向きに一日が過ごせる効果も期待できます。
ただし、1年を通じて考えると夏場は日の出が早いため、早朝から目が覚めてしまう可能性もあります。日の出が早くなる時期は、遮光カーテンなどで日光対策や遮熱対策をする必要があるかもしれません。

西向きは午後から日差しが強くなり、太陽の位置が低い冬は、特に日光が部屋の奥まで届きます。そして暖かく過ごせるメリットがあります。実は南向きより日照時間が長いのが西向きです。

デメリットは西日がきついため、1年を通じて夕方はまぶしさを感じやすいこと、部屋の中にあるものが日焼けしやすいこと、夏は非常に暑くなることから、遮熱対策が必要です。

北向きは、日中暗めで冬は部屋が寒く暖房費用がかかります。しかし天井に天窓をつければ採光は確保できます。逆に1日を通じて日差しに変化がないことから、勉強部屋や書斎に向いているともいわれています。

理想の間取りを実現するコツは家族全員がイメージを共有すること

注文住宅を建てる時に、家族全員が話し合って間取りを決めていくのはわかっていても、それぞれの部屋の窓の位置や大きさまで専門家と話し合って設計を進めていくことはかなりの時間を必要とします。

家を建てる時は、設計や建築以外にも建築資金を用意し引っ越しの段取り、新しい家具の購入や不要物の処理、住所変更の届出など山のような手続きに追われます。

多忙のあまり、焦って、家族の人数や作りたい部屋の数だけを伝えて細かな設計はプロに任せてしまうと、完成後すぐに家のあちこちに不満を感じるようになり、やがて改築したくなり、結局余分なコストを支払う、といったこともあります。
間取りを決める打ち合わせが面倒だからといって、専門家に全て丸投げして任せてしまうことはできるだけ避けましょう。

家は、一旦工事がスタートすれば、容易に変更することはできません。
理想の間取りを実現するには、家族のライフスタイルや活動時間、新しい家でやりたいことなどを家族全員でとことん話し合ってイメージを共有することが、失敗しない家づくりのコツと言えるでしょう。

そのためのツールとしてヒヤリングファイルを使うと良いでしょう。
夢いっぱい希望いっぱいを書き出し、その部屋で何人がどのようなことをしたいのか…。

○○畳とかではなく、人数と使い方で面積を整理するところから始めましょう。

予算をオーバーした場合は、設計士がヒヤリングファイルを元に理想の面積・予算を調整してくれます。

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