心を和ませるシュガークラフトのプロ
プロTOP:中村美和プロのご紹介
上品で素敵なシュガークラフトの世界を、多くの人に知っていただき、楽しんでほしい(1/3)

賞をいただいた作品の何十倍もの失敗作を作りました
英国が発祥の、砂糖でつくる造形美術「シュガークラフト」。日本に紹介されて約30年だそうですが、その華麗でありながら繊細な美しさは、着実に愛好者を増やしているようです。開校15年目を迎え、大阪市中央区の「サローネ・ドルチェ」では、初級~上級の3クラスと研究科で約40人が趣味で楽しんだり、職業にするための技術などを学んだりしています。
主宰する中村さんは2004年、この美術では世界で最も権威あるコンテスト「英国クリエイティヴ・ワールド・シュガー」で最高賞の受賞者。しかも日本人では初の快挙です。
“世界一のシュガークラフト・アーティスト”が開いている教室を訪ねました。ドルチェとはイタリア語で「甘い」の意味。ほのかな甘い香りが心を和ませてくれます。ガラスケースには砂糖で作ったウエディングーキや帽子、花の飾り……。どれもが、まるで英国ロイヤル・バレエ団の衣装や舞台装飾のような、気品をたたえた中間色です。中村さんは華奢(きゃしゃ)で気さくで、控えめ。「失敗作はこの何十倍も作りました。もともとは長続きするタイプじゃなかったんですが」とほほ笑みます。
しかし、実は、国内外のコンテストで、毎年のように賞を受けてきた華々しい経歴がうなずけるほど、ひとつのことを真摯(しんし)に極めてきたバイタリティーの持ち主です。
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