コラム

 公開日: 2015-03-16  最終更新日: 2015-11-22

できる社員は、「どうしたら出来るか?」と考える!

先日、クライアントを訪問した折、花売り場で、写真のPOPを見付けました。

花POP

「お客様へ・お花のアレンジは、承っておりません。ご了承ください。」

私は、早速店長を呼んで、ご丁寧にお叱りさせていただいた。(笑)

少しは、考えてPOPを掲示しよう。
POPは、紙代、インク代も掛かりますが、なんと言ってもオペレーション・コストがかかります。
おそらくこのPOPは、
お客様から「アレンジはやってないんですか?」と言う様な声を何度か聞き、また、聞かれることを予測して、それに先手を打って付けたPOPでしょう。

悪く言えば、お客様への命令です。


お客様のニーズを読み取る努力をしよう


この写真のPOPは、新入社員でもつくることが出来ます。

大事なことは、お客様から、「アレンジはやってないんですか?」という声をいただいたということです。
そこには、必要であるというニーズが発生しているのです。
この場合は、顕在ニーズです。
目の前に見ることのできる、ハッキリとしたニーズが有るのです。
どの様な商売も、そこから始まるのです。

しかし、それを感じ取ることが出来なければ、販売そして売上には繋げられません。
非常に勿体無いことです。


「出来ない!」と考えない


そして、ここにもう一つ隠れている問題は、「出来ない!」と言うことです。
人の行動(物事)は、「出来ない!」と考えた瞬間に、思考がストップしてしまいます。

マネジメントとしてもマーケティングとしても、要注意です。

大事なことは、「どうしたら出来るか?」と考える癖を付けることです。
そうすると、いくらかのアイデアが浮かんでくるはずです。
自分だけで考えても良いアイデアが浮かばなければ、同僚や上司に聞くことも出来るでしょう。

それが、仕事です。
「どうしたら出来るか?」と考えると仕事は、俄然楽しくなってきます。ワクワク感も感じることも出来るかもしれません。


こんな方法も有る


例えば、売っている商品が外注品だったら、その納品してくれる花屋さんに対して、
「事前に何時までに、注文を出せば作って貰えますか?」
という質問をしてみれば、
「はい。1日前の午前中だったら大丈夫です」
など、何らかの返事が返ってきます。

そしたら、その旨をPOPに書けば、お客様も理解してくれます。

花のアレンジの場合、「今日欲しい」という急なこともあると思いますが、
多くの場合、「いつに欲しい」ということが、ある程度予定より先に分かっていると思います。
ですから、「何日前までに、ご注文ください」と伝えることが出来れば、お客様にも喜んでいただけることでしょう。

花POP2

そして、
何種類かのアレンジの写真と価格やサイズなどを表示した、POPを掲示してあげるとより分かりやすく、注文が取れる確率がグンとアップします。
それも、ほとんどロスのない、予約注文という形でです。

POPが、あなたの代わりに営業をしてくれるのです。

この様なことは、果物やグロサリーの輸入食品のの盛かごなどにも、大いに応用が聞くことだと思います。
(この場合は、写真ではなく、できるだけ商品化して展示することがベストでしょう)


win-win-winをめざす


お客さんが悦んでくれます。
当然商売をしているお店の売上が立ちます。
納品してくれているベンダーも売上が上がります。

3者が悦ぶ素晴らしい結果が生まれます。

もう一度言います。
「出来ない」と考えた途端に思考が停止します。

仕事も人生も、
「なんとかなる」
「何か方法が有るはず」
「誰かに聞いてみよう」
と考えて行動すると結果は、大きく変わります。(はずです。)

考え方を変えれば、行動が、そして、人生が変わります。
多くの人によっては、とてつもなく大きく変わります。

【お役立ち関連記事】
成長できない会社の共通点
最低賃金など考えるな!
最低賃金など考えるな!・2
視点を変える・・・価格競争1

▼▼▼▼▼ 業務改善の多くの 『成功事例』 を紹介しています。▼▼▼▼▼
業務改善事例

この記事を書いたプロ

有限会社サミットリテイリングセンター [ホームページ]

経営コンサルタント 新谷千里

大阪府豊中市上野東2丁目4番10号 [地図]
TEL:06-6654-6640

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
業績アップ・成功事例

コンサルティングによって実際に得られた、クライアントの業績向上について、詳しくご紹介します。■青果部門の店頭プロモーション4つのポイント~高価格の人参をど...

 
このプロの紹介記事
新谷千里(しんたに・ちさと)さん

お客目線でスーパーの売り場を改善し、利益をあげる(1/3)

 お店の周辺に次々とできるライバル店にお客を奪われる。値引きをしても客の姿はまばら。打つ手がない。そんな悩みを持つスーパーの経営者のみなさん。利益を出す店に変革するプロの新谷千里さんの話を聞いてみませんか? 新谷さんは、大手スーパーの現場...

新谷千里プロに相談してみよう!

読売新聞 マイベストプロ

高収益の会社に変える!戦略立案、愉しい売場、生産性の向上。

会社名 : 有限会社サミットリテイリングセンター
住所 : 大阪府豊中市上野東2丁目4番10号 [地図]
TEL : 06-6654-6640

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

06-6654-6640

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

新谷千里(しんがいちさと)

有限会社サミットリテイリングセンター

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
売上を簡単に上げる方法 【商品開発・編】
イメージ

先日、高知県・地産外商公社から依頼を受けて、3日間、各審査会の審査委員をさせていただきました。スーパー...

[ スーパーの営業戦略 ]

『お客と社員に支持される生産性向上策』 【2】 商人舎Magazine 4月号・原稿
イメージ

今回は、営業利益を大幅に向上させるために、生産性を向上させる。そのための『考え方』について、事例を交えなが...

[ スーパーマーケットの経営戦略 ]

『お客と社員に支持される生産性向上策』 【新連載】      商人舎Magazine3月号・原稿
イメージ

私は、スーパーマーケットを中心に、業務改善のコンサルティングをさせていただいています。業務改善という...

[ スーパーマーケットの経営戦略 ]

売れる、そして稼ぐ、店舗レイアウト【商人舎magazine11月号】・原稿
イメージ

店舗レイアウトを改善することによって、販売力や生産性を大きく向上させることが出来ます。新店舗の開発や既...

[ スーパーの業務改善 ]

マーケティングの原点・・・客数を増やす【商人舎magazine10月号・原稿】
イメージ

前回の記事は、「客単価アップ」を中心に解説しました。今回は、「客数アップ」について解説を加えたいと思いま...

[ スーパーの営業戦略 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ