コラム

 公開日: 2016-02-12  最終更新日: 2016-08-03

人手不足ではない! リーダーシップが不足している!

新聞やテレビのニュース記事の中に、『人手不足』の文字をよく見かけるようになっています。

小売や外食などを中心に深刻化している企業も少なくない状態です。
有効求人倍率が高まり、労働条件の悪い企業や業種は、敬遠されこととなります。

しかし、根本的に、「自社内の人手が、本当に不足しているのか?」、という疑問を感じます。


人手不足を考える重要な視点


人手不足を考える上で、重要なポイントがあります。
1.労働条件
2.生産性(人)
の2つです。

労働条件は、働く側からの視点です。
労働時間やその環境など、働く側が職場を選択する重要なポイントです。
生産性は、会社側の視点です。
スーパーマーケット企業には、この生産性が低い企業が多く存在しています。

人手不足を考えるには、この2つの視点を持つこと、そして、その課題に対して優先順位を持って効率よく対応していくことが重要です。


低・生産性が意味するもの


人の生産性が低いとは、
・人時売上高が低い
・粗利益が低い
などのことが、現場レベルでは考えられます。

その中身は、
・作業動作や作業手順に問題がある
・人の管理が部門の縦割りで、部門横断の考え方が希薄である
・在庫や人について、管理意識の低さとその仕組みが無い
・コモディティに偏った品揃えで、価格競争に陥っている
などが考えられます。

このような場合は、人手が少ないのが問題ではなく、営業戦略とオペレーション全体の問題です。
私は、数々のスーパーマーケットの現場で、業務改善のコンサルティングをさせてもらっていますが、このことは、多くの企業が抱えていることです。


低・生産性とは・・・


ここで言う、人に関わる低生産性を平たく言うと、
人が沢山いるのに、そこから得られるアウトプットの生産量やサービス、そして、粗利益高が少ない状態のことです。
あなたの会社は、どうでしょうか?

逆に言うと、得られた利益に対して、人(人時)をムダに使いすぎている状態。また、ロスが多い状態ということになります。

生産性の低いお店では、
・繁忙時間帯に人時が不足していて、閑散時間帯の人時が有り余っている
・同じ時間帯で、不足している部門と、余剰になっている各部門が存在する
・リーダーがバタバタと忙しく、部下が余裕でやっている
・リーダーが、日々単純作業を多く抱えて主体業務が完全に高いレベルで遂行されていない
などの現象が見受けられるのです。

これでは、何時までたっても、生産性を高めることは出来ません。


生産性を高める・・・戦略とオペレーションとリーダーシップ


現場でよくある事例が、
レジは人が余っていて、ボーと立っているレジ担当者がいる反面、売り場では、作業に追われ、中々売り場が出来上がらないという状態を見ることがあります。
また、その逆に、レジには長者の列が出来上がっているのに、バックルームや事務所では、のんびりしている様な状態です。

この様なことは、現場を最適化するという意識(戦略)と、オペレーション(作業と仕組み)レベルが低いことを意味します。
そして、曜日や時間帯、天候等で、大きく変化する売場やお客に対して、常に最適化をはかる努力をするリーダーのコントロール技術が重要になってきます。

戦略(目的と目標の明確化)とオペレーション(作業と仕組み)とリーダーシップが少しずつ噛み合っていくことで、生産性は大きく向上することになります。


視点を変える


『視点を変える・・・』というこのことは、よく言われることです。
モノの考え方が変われば、当然のこととして、行動が変わります。

重要なことは、低い生産性が、人手不足と大きく関連することなのです。
もう一度現場で起こっている
・売り場の完成度
・人の動き
に焦点を当て、あるべき状態とのギャップを確認してください。


【お役立ち:関連記事の紹介】▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

人手不足ではない! 生産性が低く過ぎる!
従業員満足のための業務改善が、『高い生産性』を生む!
生産性の向上に舵をとれ!
会議の生産性アップで、スーパーマーケットが変わる! (前編)

みなさんの 『業績向上の成功事例』 を紹介しています。ご活用ください。▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

コンサルティングの業務改善事例



サミットリテイリングセンターは、『業務改善のコンサルティング』をさせて頂き、全国で100社以上の業績向上を実現してきました。
お問い合わせやご相談は、お気軽にご連絡ください。
電話:06-6654-6640 新谷・携帯:090-4033-1384
メールでのお問合せ ⇒ こちらからどうぞ


生産性向上セミナー                        ⇒ 生産性向上セミナーの詳細

この記事を書いたプロ

有限会社サミットリテイリングセンター [ホームページ]

経営コンサルタント 新谷千里

大阪府豊中市上野東2丁目4番10号 [地図]
TEL:06-6654-6640

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
業績アップ・成功事例

コンサルティングによって実際に得られた、クライアントの業績向上について、詳しくご紹介します。■青果部門の店頭プロモーション4つのポイント~高価格の人参をど...

 
このプロの紹介記事
新谷千里(しんたに・ちさと)さん

お客目線でスーパーの売り場を改善し、利益をあげる(1/3)

 お店の周辺に次々とできるライバル店にお客を奪われる。値引きをしても客の姿はまばら。打つ手がない。そんな悩みを持つスーパーの経営者のみなさん。利益を出す店に変革するプロの新谷千里さんの話を聞いてみませんか? 新谷さんは、大手スーパーの現場...

新谷千里プロに相談してみよう!

読売新聞 マイベストプロ

高収益の会社に変える!戦略立案、愉しい売場、生産性の向上。

会社名 : 有限会社サミットリテイリングセンター
住所 : 大阪府豊中市上野東2丁目4番10号 [地図]
TEL : 06-6654-6640

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

06-6654-6640

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

新谷千里(しんがいちさと)

有限会社サミットリテイリングセンター

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
売上を簡単に上げる方法 【商品開発・編】
イメージ

先日、高知県・地産外商公社から依頼を受けて、3日間、各審査会の審査委員をさせていただきました。スーパー...

[ スーパーの営業戦略 ]

『お客と社員に支持される生産性向上策』 【2】 商人舎Magazine 4月号・原稿
イメージ

今回は、営業利益を大幅に向上させるために、生産性を向上させる。そのための『考え方』について、事例を交えなが...

[ スーパーマーケットの経営戦略 ]

『お客と社員に支持される生産性向上策』 【新連載】      商人舎Magazine3月号・原稿
イメージ

私は、スーパーマーケットを中心に、業務改善のコンサルティングをさせていただいています。業務改善という...

[ スーパーマーケットの経営戦略 ]

売れる、そして稼ぐ、店舗レイアウト【商人舎magazine11月号】・原稿
イメージ

店舗レイアウトを改善することによって、販売力や生産性を大きく向上させることが出来ます。新店舗の開発や既...

[ スーパーの業務改善 ]

マーケティングの原点・・・客数を増やす【商人舎magazine10月号・原稿】
イメージ

前回の記事は、「客単価アップ」を中心に解説しました。今回は、「客数アップ」について解説を加えたいと思いま...

[ スーパーの営業戦略 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ