故人を身近に感じる手元供養のプロ
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愛する人を亡くした悲しみを癒やす「手元供養」を提案します(1/3)

遺骨を納めるカロートペンダントを日本で初めて紹介
マンションなどが増えてきた住宅事情や家制度の変化などによって、葬送をめぐる人々の意識もかなり変わってきました。そんな中、亡くなった人とのつながりをずっと持ち続けたいと願い、遺骨をペンダントに入れて身に着けたり、置物にして部屋に飾ったりする「手元供養」が新しいスタイルとして注目されています。
手元供養品を扱う「未来創想」を経営する松村正子さんは、遺骨を納める「カロートペンダント」を日本で初めて紹介した、この業界の先駆者です。
意外なようですが、「カロートペンダント」を世に出すまでは、全く冠婚葬祭業とは関係がなかったとか。奈良女子大学を卒業し、弁護士事務所に勤めた後、行政書士の資格を独力で取得しました。20世紀の終わりごろ、何とはなく虚無感におそわれ、「自分はいつ死んでもいいけど、お骨を子どもが持ってくれたらいいのに」と考えたのがきっかけだそうです。
知り合いの民俗学の先生から、フィリピンのある部族は、親族の遺体を掘り起こして、「しゃれこうべ」を首から下げたと聞き、自分なりにお骨をアクセサリーに納めて持つ方法を調べましたが、日本では取り扱う業者や方法は見つかりません。友人のデザイナーから「アメリカにあるのでは」と伝え聞き、調べ回ってようやく遺骨を入れたペンダントを扱う業者を探し出し、1999年から「カロートペンダント」と命名して米国から輸入を始めました。「カロート」とは、お墓内の遺骨を納める「納骨室」のことです。
現在では、日本で初めて開発したチタン製のペンダントなどはアメリカにも輸出するようになり、「ミニ骨つぼ」と命名した手元供養のための小さな美しい骨つぼも各種販売しています。
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