コラム

2012-02-21

認知症サポーターになりました!

最近、どうも物覚えが悪い、
どころか、次々と物忘れをし・・・
若い頃は、3つも4つも同時に考えてできたのに・・・
今では、一つ一つしかできません。
「ああ、年取ったな・・」とため息をつく毎日です。

そんな私ですが、認知症サポーターになりました。

認知症はだれにも起こりうる脳の病気に起因するもので、
85歳以上では4人に1人にその症状があると言われています。
2004年に「痴呆」から「認知症」へと呼称が変更されました。
尊厳を持って最期まで自分らしくありたい、ということは誰もが望むことですが、
超高齢社会を迎えようとしている日本では、「認知症」が最重要課題の一つとなっています。

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2005年から厚生労働省が「認知症を知り地域をつくる10カ年」キャンペーンを始めたのだそうです。
知ってましたか?
私は、全然知りませんでした。
その一環として、「認知症サポーター100万人キャラバン」というのをやっておりまして、

認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を見守り、支援する「認知症サポーター」を
多数養成し、認知症になっても安心して暮らせる町を市民の手によって作っていこうとしています。

さらに、この「認知症サポーター」を養成する、
認知症に対する正しい知識と具体的な対応方法等を市民に伝える講師役は
キャラバン・メイトといわれます。
おこがましくも、このキャラバン・メイト養成講座というものに参加し、修了証をいただきました。

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講座に参加して、早期発見・早期治療が大切であることを再確認しました。

病気ですから、ガンなどと同じなのですが、
ついつい「年をとったら仕方がない」と思っていませんか?
病気であることを認識して、早期に診断してもらうことがとても大切です。
脳血管性認知症やアルツハイマー病以外の他の病気によって認知症を発症した人が、
病名がわかって治療した結果、劇的に症状が改善したということがあるとのことです。
簡単に「年取ったら、ボケてもしかたない」と決めつけないで、
早期発見・早期治療することが大事ですね。
最近では、アルツハイマー病の治療薬も開発が進んでいるそうです。

また、認知症の人を支えている家族の気持ちについても改めて考えました。
家族の心理的ステップは、悲嘆の「グリーフワーク」ととても良く似ています。

第1ステップ まさかそんなはずはない、どうしよう
       おかしい行動にすこしずつ気づき始め、とまどう。
       周囲になかなか理解してもらえない。病気だということを納得できない

第2ステップ ゆとりがなく追い詰められる
       症状に振り回され、精神的・肉体的に疲労困憊する。
       「自分だけが・・」「こんなに頑張っているのに・・」と
       苦労しても理解してもらえないことを腹立たしく思う。
    
第3ステップ なるようにしかならない
       怒ったりイライラしても仕方ないと気づく。
       自らを「よくやっている」と認められるようになる。

第4ステップ 認知症の人の世界を認められるようになる
       症状を問題と捉えなくなり、認知症の人に対するいとおしさが増してくる。

第5ステップ 人生観への影響
       介護の経験を自分の人生において意味あるものとして位置づけていく。

この経過は「悲嘆」のグリーフワークと似ています。
それもそのはず、大切な人を亡くすことだけが「喪失」ではないですね。
大好きだった、尊敬していた父や母がこれまでの姿と変わってしまうことも「喪失」です。
ご家族の「グリーフワーク」のお手伝いをするのも認知症サポーターの役割です。

少しだけ「グリーフケア」を学んだ私がサポーターになるものご縁かな、
何かお役に立てるかもしれないと思いました。



最後に頂いた「認知症サポーター」の目印

オレンジリング をつけて少しでもお役に立てればと考えています。



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