コラム

 公開日: 2018-02-26  最終更新日: 2018-03-21

管理職研修の内容・目的とは?

最近、「組織の機能不全を解消したい」「現経営者の引退後の経営基盤を整えておきたい」という相談が増えています。

こうした組織における機能不全の解消や基盤整備のために、特におすすめしているのが管理職研修です。

では、なぜ管理職研修なのでしょうか?

管理職は、戦略・方針を練る経営者と実行部隊である一般社員の間で、立場の違う両者を繋ぐ『組織の潤滑油』として、また業務とスタッフを管理する『現場の責任者』として極めて重要な役割を担う存在です。この管理職の役割が機能しなければ、指示命令系統が曖昧となり組織は機能不全に陥ります。

そこで、組織としての機能が停滞しない様に、管理職の役割を機能させることが必要となります。つまり管理職研修の最終の目的は、『管理職の役割を正しく機能させる』ことです。

しかし、管理職自身が管理職の役割を理解できておらず、「何をすべきか?」「何を期待されているか?」を認識できていないケースが多々あります。とはいえ、これを一概に管理職自身の責任や自覚の問題だと片付けることはできません。なぜなら多くの会社で、そもそも管理職の役割をきちんと伝える機会を設けていないからです。

そこで、管理職の役割について深く考える機会のなかった管理職のみなさんに「自社における管理職の役割とは?」という問いを投げかけて『意識改革のきっかけをつくる』、これもまた管理職研修の重要な目的となります。

では、管理職の意識改革のきっかけをつくるために、管理職研修では何をすべきでしょうか?

一言でいうと、『管理職の役割、職務、職責を明確にする』ことであり、次の3ステップで行います。
【STEP 1】 立場ごと(経営者・管理職・一般社員など)の役割の違いを知ってもらう
【STEP 2】 自分の職務、職責、役割について考えてもらう
【STEP 3】 STEP2の内容を全体でまとめて見える化し、共有できるようにする

上記のステップに応じて段階的に、自分の職務、職責、役割を自分の頭で考え、また、自社における社員毎の役割の違いを共有することで、それぞれの社員が自分のやるべきことを理解し、主体的に判断できる様になります。

もちろん数回の研修だけで変わるほど簡単ではありません。

しかし、まずは意識改革のきっかけとなるスイッチを押し、それから定期的に自身のすべきことを役割から考えてもらう環境をつくることで、意識だけでなく行動にも変化が現れ始めます。

ただし、役割、職務、職責の研修だけでは管理職のみなさんも負担ばかりを感じてしまうので、時には「管理職のやりがい」などにも触れながら実践してみてくださいね。

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