コラム

 公開日: 2017-01-16 

部下のためを思って厳しく接した、上司の親心が、通じない理由

良かれと思ってやった、上司の親心が、部下に届かない。
そのようなこと、ありませんか?

昔、自分が厳しく育てられて感謝しているからといって、同じやり方が今の部下にも通じるとは限りません。

期待していた部下が、急に辞めると言ってきた。
何が悪かったのか?
お問合せ頂いた方から、よく伺う内容です。

部下のためを思ってやったことが、伝わっていない。
そのために、一緒に働けなくなってしまった。
お互いにとって、とてももったいなく、悲しいことです。

部下のためを思って厳しく接した、上司の親心が、なぜ通じないのか?
大切な部下をみすみす失ってしまわないように、知っておきたいところです。

なぜ今の時代、厳しい接し方が通じないのか?


まず、昔と違って、今の方が、厳しい接し方が通じにくくなっています。

昔は、会社に長くいれば、出世したり、昇給したり、将来よくなることがイメージできたため、上司の厳しさも我慢する意味がありました。

今は違います。
出世した大人が幸せそうでなかったり、長く働いても給料が下がったり、大きな会社でもリストラされたり。
そういう大人の姿を見て、会社に長くいても、将来よくなることがイメージできなくなっています。
そうなると、上司の厳しさを我慢する理由が薄れます。

一方で、インターネットの普及で、良くも悪くも、他社の職場の状況を、ある程度イメージできるようになっています。
厳しく育てる職場もあれば、ほめて育てる職場もある。
自分の職場よりも、働きやすそうな職場があることを、知る手段があるのです。

昔は、部下は、上司の厳しさに耐えていれば、後に、
「あのとき、厳しく育てられて、今の自分がある」
と、上司の親心に気づく時もあったでしょう。
しかし、今は、そのような時がくるまで、我慢しません。
厳しさの裏にある親心に気づく前に、より良い職場を求め、あっさり辞めてしまうことも多いのです。

もちろん、部下に上司が深く信頼されていたり、部下にとって、厳しさを乗り越えてでもやりがいのある仕事だったりする場合は、上司の厳しさも通じることでしょう。
しかし、多くの場合は、昔と同じような厳しさは、通用しなくなってきています。

時代の変化を自社のチャンスに!


昔と同じような上司の厳しさが、部下に通用しなくなった。
これは、悪いことばかりではありません。

まだまだ、昔ながらの厳しい上司像から脱却できない会社が多い中、脱却できれば、他社よりも魅力的な会社となり、良い人材が集まるのです。
他社より早く人材育成の考え方が変わることで、離職率は下がり、会社の競争力も増すでしょう。

人が大切なのは、どの時代も同じ。
しかし、人の育て方は、時代によって変わります。

良かれと思ってやった、上司の親心が、部下に届かない。
期待していた部下が、急に辞めると言ってきた。
もし、そのようなことがあり、そのような現状を変えたいのであれば、人の育て方を変えてみませんか?

今までうまくいかなかった部下との関係が変わり、部下がより活きる職場をつくることができるでしょう。


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経営コンサルタント 津留健治

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